誰か僕を、見つけてください【男主】

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やべ、ちょっと小生意気に言いすぎたかと
まぁ俺よりは可愛いと思いますけど、と嫌々付け足しておいた


「どれだけ見た目が可愛くても、中身…いや、人のことを悪くいうのなら、それはとても可愛いとは言えないのではないですか？
そりゃまあ、人によって考え方、意見は違います、もちろん伝え方や振りまい方も、、でも時にそれは人を傷つけてしまうということ、最悪の場合一生残る傷になってしまう、今すぐ変われとか、絶対変わってと言っている訳では無いのですが、俺は近くで誰かが傷つくのを見ていられません、」



それが身近な人なのであれば尚更、



「それでも、変わりたい、だとかもっと美しくなりたいとか、そう思ってくださるのであれば、こういったら、相手はどんな気持ちになるか、初対面だと全くその人のことがわからないから尚更、少し意識をしてみるということを心の片隅においといてくださると、、いい、な、と思います…それと、人は完璧でないから、時に失態をもおかします、そんな時は、撤回したりだとか、謝ったり、すると、いいんじゃ、ない、かな、と…それでも一度できてしまった傷が塞がるとは限りませんが…、


あ、す、すみません…」



俺、またやっちまった…




俺はそうだ、小さい時から必要とされてない無駄なところまで話してまう…






だから、




だからうざがられてしまうんだ…
友達が居なくなってしまうんだ…




あぁまた、やってしまった…



お姉2「…っ、何よ、もういいわ、あんたたちなんかイケメンでもないくせにっ…」





急に少し荒らげた声で言うものだから、肩がビクッとしてしまった



ごめんなさい、そう謝りかけた時



「まって」



もう1人のお姉さまがそういう


また何か言われるのだと、恐る恐るそちらの方を見てみる




でもそのお姉さまは




お姉1「…そうよね、見た目がいくら綺麗でも心が少しイマイチだと、素からの綺麗さがでないのよね…
まるで見た目はすごく可愛いのに、あまり味はイマイチなスイーツみたいね、、
あ、そのスイーツというのは、お店とかのじゃなくて、私の、作った、のね、？」




まるで別人のように先程までのぶりぶりした口調や、忙しかった表情が変わり、真剣な様子で言ってきた




お姉1「お兄さんの言う通りだわ、今まで、難しいこととかいちいち考えるのが嫌で避けてきて、自分が良ければ何でもいいと、自己中心的に過ごしてた、、
でもそれじゃあだめなのね…」



すみません続きます

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