誰か僕を、見つけてください【男主】

lost..023// ページ24

現在お兄さんと服選び中です…




いや、やばすぎる…こんな洒落洒落な方と歩いてて、俺浮いちまうよ…




人とすれ違う度、コソコソと喋っているのが嫌でも聞こえてしまう




どうせ、俺が浮いてるとか何たらかんたら言ってるんだろうな


そう少し失礼な事を考えながらすれ違う人の声を聞いていた



「…ぇ…ねぇ、あの人達めっちゃかっこよくない？

ね？やばいよねー？声かけてみたぁーい、でもでもぉー…」





なんて聞こえてくる


んんー、俺の存在はない前提でこのお兄さんの話してんのか、




はー、ちょっと悲しいぜ(




と考えていた時だった





「あのぉー、すみませぇーん、お兄さん、どこかのモデルさんとかですかぁー？」





あぁ、ついに絡まれてしまったか、、まあだってお兄さんこんなかっこいいもんなー、そりゃそうか





「ねぇねぇー、あのーちょっとぉー？聞いてますかぁー？お兄さんですよ、お兄さ、ん、」



お、に、い、さ、んー、(らぶ)



なんて聞こえる





「ちょっとぉー？無視ですかぁー？もーう無視はダメですよぉー」




なんて俺にボディタッチしてくる





へ？は？なんで俺、？




「お、俺、ですか？」



「そうですよぉー、ずっと声かけてたのにぃー」





「な、なんで俺なんすか、」



「だってえ、お兄さんかっこいいじゃない？だからぁー、私たちと遊びませんー？


楽しいことしましょうよぉー」



「や、あの、こっ、困ります…」



かなり強い力で引っ張られたため少し焦る



「いいじゃないですかぁー、ほらぁー」



もうだめだ、、もう連れてかれるしかないのか…









そう思った瞬間





？「ちょっと、お姉さん方、失礼しますが、お兄さん俺がコーディネートしてもらってるスタイリストさんなんで、手を出されると困ります、


やめていただいても？」



なんて少し闇を埋めていそうな笑顔でお姉さま方に微笑みかけた




「えぇー、お兄さんオシャレだけど、こっちのお兄さんほどかっこよくなさそうだもんー、(小声)」




「じゃあぁー、お兄さんもぉ一緒に行きましょうよぉー」





その言葉を聞いて俺はカチンときた




そして思わず





「お姉さま方、お言葉ですが、人の悪口を叩くような人とは一緒に遊びたくありません、それに、このお兄さんは俺より断然かっこいいですし、あなたがたよりも断然可愛いです、








すみません文字数制限が…次に続きます

中途半端で申し訳ないです

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