変化 01 ページ29
朝起きた時に
隣にあるはずだと思い込んでた温もりがなくて
少し寂しく思うのって
どうかしてる
仕事行ったのかな
まぁ、あのグループは
“働かざるもの食うべからず”がモットーの変わった人達の集まりだしね
だからこそﾄﾞﾝﾍが居続けられるんでしょうけど……
「あっ、A、ふぉはよー」
「って!!!この家では働かなくても食ってんじゃんかっ」
「へ?」
「食べながら喋らないって何度言えばわかるのよ!!そもそも、なんでいるの!?」
膝から崩れ落ちそうなほどのマヌケ顔で
もぐもぐと美味しそうに朝食を頬張るのは
いつものﾄﾞﾝﾍ
なんでいるって
そりゃぁ、わたしが夜に甘えて
寝付くまで傍にいてって言っちゃったからで……
うわぁ、思い出しても恥ずかしい
そのことを兼ね合いに出されたらﾄﾞﾝﾍのこと殴る
躊躇せず殴る
むしろ言われる準備をして
拳を作るぐらいには自分が言ったことを後悔しちゃってるから、殴る
「なんでって。オモニの朝ごはん食べないと元気が出ないんだもん」
「……いい年した男が“だもん”とか可愛くないからね」
「むー。オモニー!!ﾄﾞﾝﾍかわいいよね!?ねっ!?」
ﾄﾞﾝﾍの言葉を待って振り上げようとした手は、拍子抜けすぎて意味もなく冷蔵庫の扉を開けちゃったりして
朝までいたのは
わたしのためと信じて疑わなかったのに、オモニの朝ごはんときた
なに、この変なモヤモヤ
何を言われたって
どうせ怒るつもりでいたけど……
それじゃない
そんな理由じゃない
って、わたしはワガママかっ!!!
ぐるぐる
変な思考に振り回されてると、鳴り響いたインターホン
きっとﾄﾞﾝﾍのお迎えだ
焦ってご飯を口いっぱいに詰め込み始めたし
呆れながらも
いつものように玄関に向かって、ちょっと待っててあげて下さいって伝えようとしたら
勢いよく走って来た犬……もとい、ﾄﾞﾝﾍ
「っちょ、なんだよ!?押すなって!!!」
「はい。行くよ、出発っ」
「おっま、その顔はなに!?ひっでぇ、クマ。肌も荒れて……ははぁ〜ん。さては、Aさんと…」
「う、う、うるさい!!ヒョクのバカ!!」
バタバタと騒ぎながら閉められたドア
わたしには誰がお迎えに来たかわからなかったけど(何故かﾄﾞﾝﾍに隠された)
会話からして、どうやらﾋｮｸﾁｪさん
ﾄﾞﾝﾍの顔…そんなに酷かったっけ??
なんて思うのは
わたしがほとんど目も合わせなかったから
分からないんだ
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マリー(プロフ) - みゆさん» 初めまして。コメントありがとうございます。更新は気まぐれになりそうですが、頑張りますσ(^_^;) (2016年4月23日 2時) (
レス) id: 5924c34302 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 初めまして。とても面白くて引き込こまれました！！お忙しいとは思いますが、クランベリーの方も更新待ってます(*^^*) (2016年3月23日 0時) (レス) id: 9e21b7ba63 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - 大智さん» 初めまして。コメントありがとうございます(^^)不定期すぎる更新のこのお話をみつけていただいて嬉しいです。頑張って完結させますね〜(^ ^) (2016年3月20日 11時) (レス) id: 5924c34302 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - う〜こさん» コメントありがとうございますm(_ _)m不定期すぎるので、いつになるか分かりませんが。頑張って完結を目指します(^^;; (2016年3月20日 11時) (レス) id: 5924c34302 (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - のの☆さん» こちらこそ。お久しぶりの更新になってしまい申し訳です(´∀｀；)楽しみながら気ままにお話を考えてるので、いつの間にかこんな方向にいっちゃってました（笑） (2016年3月20日 11時) (レス) id: 5924c34302 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリー
| 作成日時：2014年7月31日 0時
