【東京カニバリズム】設定集

【性格】 ページ31

【性格】


 気だるげな雰囲気の少年。
　無表情でいることが多く、基本的に感情表現をしない。愛想が無く、必要がなければ笑う事もしない。他人や世界に興味関心が極端に無いのが理由で、なんなら自分にも関心が無く、プライベートでは、無関心のあまり、他人の名前や顔を覚えるのも苦手である。自分にも他人にも興味が無い為、自他の気持ちや背景を推し量るのが苦手であり、配慮に欠ける。稀に、人やものに興味を持つことがある。
　自分基準で生きているところが多々あり、周囲の言う「普通」や「常識」が理解できない事がしばしばある。

　周囲に興味関心が薄いあまり、超がつく程のマイペースである。いつでも自由気ままで、相手が誰だろうがのびのびしている。どんな時でも自分がやりたいと思った事をやるし、行きたいと思ったところに行くという、野良猫のような生き方をしている。特定の人の言うことしか聞かない。

　人を疑いながら育ってきた為、基本的に自分以外の人間を信用する事ができないし、疑り深い。相手が信用できるかどうかも興味が無い。
　自分に何かを施された時、相手は自分に対価を求めると思っている。彼にとって信頼とは、利害の一致にしか存在しない為である。見返りが必要ない事が信じられないので、借りは返す主義。

　犯罪者とはいうものの、彼の人格自体に悪性は殆ど見られない。普通の人間にはある躊躇や罪悪感は無いに等しいが、それ以外は等身大の18歳である。
　ただ、自分の命を脅かす存在には攻撃的で、普段感情の波がないからか、衝動的な感情のコントロールが苦手である。自分の命が脅かされたあとは、恐怖のせいか、感情を呼び起こして混乱しているのか、言うこともやることもめちゃくちゃで情緒不安定。

　頭は悪くないのだが、思考回路が極端で、彼自身に思考を委ねると、0か100か、好きか嫌いか、生かすか殺すかに帰結しがち。人との距離の測り方も苦手で、基本近い。時々やけに遠い。

【好き】〜【嫌い】→←【容姿】

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