三十三歩… ページ41
『…ま、まふくん？』
やっと正気に戻った私は、とても驚いた。
まふくんが、姉を止めている。
それは、救いであると同時に、とても危険な行為。
まふ「さっきから聞いてりゃ、アンタこそ何様なワケ？
人の事、物のようにでも思ってるわけ?
Aちゃんは、アンタの人形じゃないんだけど。」
『ま、まふくんダメっ！！それ以上は…」
≪がちゃー≫
せん「せやで？それ以上はあかんなぁ。」
しま「そこの女、敵に回したら大変なことなるで？」
うら「え、まーしぃにセンラ！？」
『…ふ、船本さん？』
驚いた。
まさか私の相談相手こと、仕事の同僚(年齢は違う)、船本さんが来るなんて。
船本さんは姉の同級生で、カウンセラーの仕事場で知り合った。
よく姉の事で相談に乗ってもらってた人。
せん「碧さんやっけ？えらいAにヒドイ事してたみたいやなぁ。」
しま「俺の仕事仲間に、アンタの事調べてもろたらな、
まぁー、エライもんやったなぁ。
身体的暴力、精神的暴力、社会的暴力…。
なぁ、こういうの、DVって言うんやで？(黒笑)」
碧「…なっ！！船本来揮、アンタらまで…」
『アンタら、まで？
までって、何？お姉ちゃん。』
碧「ママとパパもよっ！！
私に言ってきたの。“アンタは間違ってる”って。」
『おじさんとおばさんに何したのっ！？』
おじさんとおばさんは、姉を止めてくれなかった。
いつだって見ないフリ、気づかないフリだった。
でも、いつも暖かく私を受け止めてくれた。
碧「知らないわよ、あんな親。もう親じゃないわ。
今頃、もう手遅れよ。ほんっと、すぐ弱っちゃうんだもん。」
『ま、まさか…』
まふ「Aっ！？」
るす「危ないっっっっ！！」
私はそこからの記憶がない。
私は、
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿後ろに倒れ、頭を打ったのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 261人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むめー(サブ垢) - みうと君さん» ありがとうございます！ 最近とても放置してました… 反映されてますかね？笑 これからもよろしくお願いしますっ！ (2017年11月18日 11時) (
レス) id: e4ee9b1cec (このIDを非表示/違反報告)
みうと君(プロフ) - コメ失礼します、楽しく読ませて頂いてます！…失礼ながら,名前設定が反映されていません…もしお忙しくなくて,お時間があれば直して頂けると助かります…！これからも頑張ってください！ (2017年11月4日 15時) (レス) id: e9b790e98f (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - ありがとうございます！私はこのコメントと同じLilyなので、フォローしたらよろしくお願いします！！ (2017年10月2日 18時) (レス) id: 9ad134d083 (このIDを非表示/違反報告)
みんなの忘れ物(プロフ) - Lilyさん» @lie_mumeです！！ (2017年10月2日 16時) (レス) id: 314127b592 (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - まじですか！？！？アカウント教えて欲しいです！ (2017年10月1日 15時) (レス) id: 9ad134d083 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むめー(みんなの忘れ物) | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/0je7422438d394p
作成日時：2017年6月10日 21時
