【歌い手】 優しさを知らない少女の歩む道には。

番外編　「名前」 ページ33

桜の花が散り始めた去年のこの季節に、




＿＿＿＿私と君は出逢った。



『あははっ！
わっかるー、あの○○ちゃん、かわいい！』


「そそそ！！
特にあの動作とかが最高に可愛くてっっ！！」


『あのびっくりした、“ふぇ？”みたいな声も最高だし！！』


「『まじ、あのアニメは神だ。」』



＿＿＿＿＿＿ただずっと、笑いあっていた。

何も知らずに、何も気にせずに。

君について知ってることは、

私と趣味の合うオタクってことだけ。





君の名前すらも知らず、

私たちは今日も笑いあう。

いつか聞いてもいいかな、君の名前を。






もう一度、ここ、“保健室”で

君とくだらない話を＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。





私たちは、保健室登校生。

互いに病みを秘めていても、

表には出さない。

互いに詮索もしない。

ここでは闇を“見ないふり”して、

語り合っているだけ。







私たちは、互いのことを何も知らぬまま

恋に落ちていった。

その気持ちが恋と気づかずに、

2人は今日も笑いあうんだ。



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…番外編が書きたかったんです。
この話は、「優しさを知らない少女の歩む道には」
が完結したら、書きたいと思います。





　 ≪≪一体いつになるやら≫≫







じゅ、受験勉強の合間に
こっそりいじってるなんて今更言えない…。
が、頑張りますね、はい。


みなさん、もしよければ番外編のリクください。
上手に書ける保証は…
まぁ、この話を読んだ方は分かりますね、はい。



深夜テンションでおかしいですね、すみません。

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