【歌い手】 優しさを知らない少女の歩む道には。

番外編　「めんどくさがり屋な少女と幼馴染」１ ページ15

※お話とは関係ありません。


6月30日。
今日は私の幼馴染の誕生日。
でも私、パーティーとか苦手なんだよなぁ・・・



＜ピンポーン＞



歌詞「んぁ、Aいらっしゃーい」


貴『ん、おじゃましまーす』



一応、仲のいい歌詞たろがの家で
パーティーを開くことに。
まぁ、アイツには
‶一緒にゲームしよー！"って歌詞たろが誘ってるから
サプライズなんだけどね。




まふ「A、おしゃれとかしよーよ。
せめて髪くらい巻いたら？
今日パーティーなんだよ？」



まふが髪に触れてくる。
地味にくすぐったい。



貴『巻いてもストレートだから
すぐ戻っちゃうんだもん。』



私の髪は黒髪ロングストレート。
コテで何度巻いても、30秒持ったらいいとこ。
巻くときは、スプレーとワックスでがちがちに固めないと。
いくらパーティーでも、めんどくさい。
アイツのパーティーなんだしいいでしょ。




一応、お気に入りのワンピースを着てきたんだし、
これ以上のおしゃれなんて、
私に求めないでほしいものだ。





そら「ストレートなんて羨ましい限りなんだけど？」


貴『ストレートには嫌味にしか聞こえない。」




この後まふに‶ワンピース似合ってる″と言われ
耳が赤くなったのは内緒。


こんなくだらない話をしながら、
着々とパーティーの準備が進められた。
のちにさかたんとうらたんも来て、
96ちゃんもluzを連れてやって来た。




歌詞「そろそろ来るっぽいよー」




全「はぁーい」





私たちはリビングで待機。
着た瞬間クラッカーをならす

なんてベタなことはしないけど。




＜ピンポーン＞




歌詞「いらっしゃーい。なんもないけど
ゆっくりしてってー









天月くん。」

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