祟る犬共

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【過去設定】十代の頃の夢は「面倒なことはせず、楽して儲けたい」という何とも怠慢な物。
それに"金銭"の面で一番近いと考えていた公務員を志し、(経緯は省くが)試験を合格。新米として配属される。

しかし新米に期待している程の報酬が出される筈も無く、貪欲に"金"の為だけに上司への賄賂で警部補にまで昇り詰めた。ここまででも長い道のりではあったが、これにもまだ満足しない。

今まで賄賂で昇進させていた上司の警部の事を自分は棚に上げて置いて全て報告。足を引っ張られて引き摺り下ろされた警部に変わり、一番その空席に近かったターシャが警部となる。

国からの一定の収入は約束されている状態で幸か不幸か、元上司の努力の結晶でスターイースト警察署に左遷された。
"裏の世界"へ送ることは小さな、それでいて根強い復讐心であった。
しかし蓋を開ける必要もなく、温床と化した警察署で警察手帳にお世辞にも上手いと言えない落書きを描くターシャ。

ギャングやらマフィアやらの存在を知っているにも関わらず、取り締まるどころか仲良しこよしに遊びほうけたり、自身の欲のままに部下の逮捕した犯罪者を賄賂で逃がしいて、自分は平気な顔をして嘘を吐く。

【備考】スターイースト警察署が仕事をしない最大の理由。上司が上司ならば部下にも伝染していってしまうだろう。
主に彼が仲良くしているのは、賄賂で逃がした犯罪者の直属本部の人間。下請けの子には君付けで、強かにも自身が上の存在だと知らしめようとしているようにも見える。

【関係】

【派生作品の可不可】許可は不要です。出演もご自由にどうぞ。

【関係を結ぶことの可不可】上記と同様です。一声頂ければ私も対応致しますので、宜しくお願い致します。

【作者】ろるさん。

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