祟る犬共 (ページ42)

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遺書による混沌ページ42

【名前】日下恭哉(くさかきょうや)

【性別】男

【遺書の番号】4番

【容姿】癖っ毛の黒髪で、前髪が長く、両目が隠れてしまっている。
前髪の下にある瞳はハイライトが入っていない黒目。要は死んだ魚の眼。童顔。
基本白く長い指を俯き気味にいじっているが、美麗の事となると頬は紅潮し、言葉が先走って頭が追い付かないという状況によく陥る。舌足らず。

身長168㎝はと少し低めで、更に猫背なので余計低く見える。撫肩な為、よく鞄がずれるのが悩み。
制服はきっちりと着崩さず着用。青白いとまで形容しかねない色白で、更に細い。かなり不健康まっしぐら。

年中長袖Yシャツで、よく袖から有線イヤホンを通し、何かを聞いている。
その際気味が悪い程表情筋が緩みまくっている為、誰も近付かない。

【性格】大人しいと言うより根暗。
対人恐怖症とも言える程人に恐怖心を持っており、基本俯いている。この世でヤンキーに絡まれることが一番の恐怖であるど陰キャ。

一度熱を持つとなかなか冷めないタイプで、根気強くはあるが熱量が高すぎる。
半分以上隠れているが顔は良い為中学校はよくモテたが、その熱量に引かれて告られて振られるという悲し過ぎる末路をよく辿った。

幼少期から引っ込み思案が酷く、小学校、中学校を経ても治らなかったが、高校で転機が訪れる。
たまたま親の頼みで乗った電車で美麗を見つけ、一目惚れ。
同じ高校所属という事を知り、更にクラスメイトだと知る。

同時期、彼女に対するストーキング行為をしている輩が居ることが風の噂で判明。丁度彼女にとっても一つ下の後輩に当たる人物で、恐怖を抱えながらも情報のやり取りを秘密裏に始める。
交換している内容は勿論互いに恋心を抱いている美麗。どちらも互いを利用することでより情報を得ようとしている。

【備考】なんとかクラスメイトの男子として視認してもらえる所までいき、好意は募るも一向にそれ以上近付けないという状況下になり、日に日に情報のやり取りは加速していく。
遂には勉強を教えてもらうという名目で家に上がり込み、自作の盗聴器を設置。それを機に後輩とのやり取りは途絶えるが、美麗が死んでしまった今でも当時撮り溜めていた写真やら音声やらを聞いてニヤニヤしている。後輩から手に入れた情報もしっかり活用。変態。

【作成者】ろるさん。