界さんの血界戦線

俺を元の世界に返せよ──！！ ページ3

Aside


よっす！オラA！
実は明日に合格発表が控えてんだ！
いや〜受かってるのか、わからねぇな…
オラワクワクすっぞ！

っと、その前に今日は
漫画の最新版単行本の発売日だった！
よぉーっし、ちょっくら行ってくるかぁ！！



(ガチャ)

『…は？』

え、ごめんここどこぞ？
待ってむっちゃ目ぇ合ってる
目ぇ凄い合ってるよ？うん？？

待ってくれよ部屋から出たら
そこは世紀末みたいな何か都市で
目の前にイケメンだの美人だのデカい人？
待ってくれよどちゃくそ場違いじゃん？は？



「…嘘…だろ？」

『ォ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛ｱ゛！！！
足元にいる奴喋ったｵｷﾞｬｱｱｱ！！
何だテメーってか喋ったｧｧｧ‼︎‼︎』


「っ…うそだ、俺が…
この俺様が…ファルケ・リュッケルト・ラ・
ダインカルト・クラインミヒェル＝
オーシャンカ様の…使命を継ぐものが…
こんなちんちくりんの喧しいガキ…？？」



ファルコンリュ…なんて？？

「嘘だ…こんなの…」
『…ってか待てよ！オイ！！
ファリュンリュナントカ！！』

「…ファルケ・リュッケルト・ラ・ダイン…」
『どーーーでもいいわいンなの！！
待てよ使命を継ぐモノってことは
俺アンタに呼び出されたの！！？ハァ⁉︎』


「ど、どうでも…いや、うん、
そうだな…」

『はっ、バァーーーカ！！！！？』


「ば…馬鹿だと？」
『ホントに何してくれてんのマジで！
おまっ…おい！！俺を返せよ
マジで！！今すぐに！！』


「おい、馬鹿は聞き捨てならn」
『質問に答えろシダ頭！！』


「シ…っ！？
…もう無理だな、俺が呼び出したんだ。
それに全力を尽くした。
もう俺は死ぬ、お前を戻せん。」


『戻せ…っ！？っいやホントふざけんなよ‼︎
俺ホント最近受験終わったトコなの！！
明日に合格発表あるの！！
俺の輝かしい未来‼︎高校生活‼︎なぁ！！』

返せよマジで。→←あらすじィ！！

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