私の彼氏は広臣くん！

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．


『ご注文のショートケーキを
お持ちしました』



『…え、俺頼んでないけど』



『え？！
うそ！でもマスターが、え、なんで？！』



慌てる私を見て優しげな表情で
いいよ、ありがとうと受け取るおみくん



はぁ、私の推し健ちゃんなのに
おみくんに移っちゃいそう
まぁそれはないけど((



『あの…俺のことわかる？』



『分かりますよ！
さn…はぁよかった』



『ん、なに？』



勢いのまま大きな声で話しそうになった



危ない危ない



『いや、芸能人だし
あんまり騒いだらファン寄ってきて
プライベートの邪魔かなって(笑)
まぁそれ以前にこのカフェは
なかなか人が来ないんで安心できますよ！』



あ、やば、マスターきいてたかな？！



怒られる〜！！！



「ははっ(笑)
そんな気遣ってくれる人
なかなかいないからびっくりしたわ(笑)」



いやほんとこの人お美しい



同じ人間として悲しくなってきた

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