結局僕らの関係値は (ページ1)

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お母さんの前にページ1

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「お母さんに連絡したら？」

横でニヤニヤしている彼こそ、

ついさっき私の恋人になった推しである。

駄々を捏ねられ、泊まることになった彼をとりあえずお風呂へ閉じ込めたはずなんだけど、

『シャワー早くないですか？』

「そう？10分あればいけるよ。」

『えー私は20分ないと無理です。』

「髪の毛ロングだもんね〜。」

と、まだ朝にセットしたまま、くるくるの髪の毛を指に巻き付けて遊び始めた。

『てか、ジョンハンさんに私の話してたんですか。』

「うん。さっきカトクしたらめっちゃ電話かかってくるからスマホの電源落とした。」

だから毎回ジョンハンさんにいじめられるんだよ。

『なんかジョンハンさんが可哀想です。』

「そんなこと言うなよ〜…あいつならここの住所聞き出して今すぐにでも乗り込みにくるけどいいの？」

ん〜それはちょっと…でも、

『クパンの仲間割れよりはマシかも。』

「……わかったよ…じゃあ次電話かかってきたら出るからね…？」

俺言ったからね？といつもの拗ねた顔で電源を入れた

「ほら、まだ掛けてきてた。」

【やー、スンチョラ、電源切るとはいい度胸じゃん？】

こわ