11･4.脳内作戦会議勃発(『カタシロ』ネタバレ注意) ページ15
とある番組収録後、
「カタシロ良かったです！」
「あれ、Aさんは見たんですか？」
「私、ゲーム実況がらみでシナリオ回していただいた方に以前カタシロを回していただいていたので、中身も知っていたんです。」
「そうだったんですか」
荷物を纏めた私と、しれっと待っていてくれた河村さんで並んで帰る。
「その方はまだら牛とも多くのシナリオをプレイしている方で。そこから彼らとは友好関係築いていたので。本人、カワシロ告知前に静かに騒いでましたよ。「やんばい人とセッションするぞ…」って」
「その、"やんばい人"が僕だったって訳だ」
「本編、思考実験のトロッコ問題とかテセウスの船とか、結構考えさせられるなあと。医者の言うことが深いんですよね。」
「河村さん割ときっぱりしている方だなと感じましたけど。」
「見えるのかも知れないけどちゃんと僕も悩んでるからね。思考実験の議題自体が知ってるの多かっただけだし。」
「それもそれで凄いや」
「表のやつとか、なんか聞き覚えのある名前出るんですよね。」
「そうそう！伊沢、山本、須貝かな…みたいなさ、」
「面白みがそこも感じられるんですよー！」
「見られたし。というか、やってたんならアーカイブあるんだな。よし見に行こう」
「わーっ！恥ずかしい！」
「でもマダミスをご存知だとは思いもしていなかったもので。
今度、普通にクトゥルフ神話TRPGですけど、まだら牛さんのシナリオの狂気山脈登りましょうよ。私は登ったことあるんでアレなんですけど。」
「いいね」
「4人PLなので須貝さん、伊沢さん、河村さんとこうちゃん入れとこう。随分知的な狂気山脈登山になりそうだな」
「またいつか、時間のある時にやりましょう」
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作者名：光希 | 作成日時：2022年9月7日 20時
