53 ページ5
貴方side
あれ…何かふかふかした感覚…暖かい…
窓から差し込んでいた西日もいつしかしずんでいた
もしかして…寝てしまったのか…
でもあれから1時間程度しか経っていないようだ
横には整った顔
彼の腕と足は私に絡んでいて離れそうにもない
これは…シャッターチャンスでは！？
そう思って携帯を…
ん？
携帯バックのなかだ…なんて惜しいことをしたのでしょう…
撮りたかった…なぁ…
もう一度寝ようにも眠気が覚めてしまったのでこのままでいよう
じっと彼の顔を見ている
まつ毛長い…髪の毛を長く伸ばしたら女装だって出来そう…
私とは対照的で…とても背の高い人
大人なんだけど大人びた顔
そして…最推しでもある貴方
そんな人と今こんな関係になれているなんて…こんな奇跡みたいなことってあるんだな…
巡り合わせ…かなぁ…
あの日の出来事。あの日のあなたの笑顔を覚えていて良かった
「んん…A…どこや…どこにおんねん…」
おぉ…タメ語…！？関西弁…！
生で聞けたことにテンションが上がる
夢の中にまで私出てくるのかな…？
そう思っていたけど…事態はそこまで良くないらしい
ツーと彼の目から雫が落ちる
泣いて…る…！？
『大丈夫ですよ、私はここにいます』
そういっていつもあなたがしてくれるように頭を撫でる
涙を指で拭う
涙は止まったものの…少し不安だ
『不安ですか？』
寝ているのだからもちろんその問いに答えは返ってこない
でも、ハイというかのように腕の力と足の力が強まる
そのまま数分くらいたったと思う
ゆっくりと目の前の瞳が開かれる
「あれ…俺寝てました？」
『はい。それもかなりぐっすりと』
「でもまぁ…寝顔撮れたなら寝ててもいいです」
そういってスマホの写真を見せられる
私の寝顔が何枚かある…！？
ちょ…！？撮ってたんですか！？
私も撮りたかったのに…
ベットから起き上がる
『撮るのはずるいです…って、それよりも…ショッピは寝ながら泣いてましたよ…？』
「え…それほんとですか？」
『はい…大丈夫ですか？』
「なんか…夢でAに思いっきり嫌われて鬱先生と一緒にいる夢みました…」
しかもそれ鬱先生なの…？
それはないなぁ…100歩譲ってコネちゃんなら分かるけど…
『大丈夫です。嫌いになんてなりませんから』
「それは俺もですよ」
そういって時計を見る
あと1時間は余裕があるので今度はぷよテトをする事になった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
八咫烏 - 52話のshp君視点お願いできますか？ (2019年11月26日 18時) (
レス) id: fa2b12f15f (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - 曲がしぶいですね!wなんかコメントしすぎですよね....すみません(-_-;)これからも、頑張ってください!(^-^) (2019年11月25日 16時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - 毎度すみません。質問したいので、します。1、好きなアニメ。2、推しキャラ。3、好きな歌 お願いします!最低、答えなくて結構ですので。お願いします! (2019年11月24日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - 番外編オモロボロww私的にもっと、キュンシーンほしい! (2019年11月24日 11時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - (_ _) (2019年11月23日 20時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くいな | 作成日時：2019年11月10日 19時
