ロングとショートはこれからも【shp】

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貴方side


玄関から外に出る


すると本当に鬱先生がいた


「やほー！ここやったんやな、家」


『そうです、ビックリしました…って、本当にヴァイオリン持ってたんですね』


「ちょうど点検も兼ねてコマ変えてもらってたんよ、それで取りに行った帰りなんやけど…家近いな…」


そこやでと指さす方向は本当に近かった
はえぇー…


『と、とりあえずどうぞ』


私のピアノのある部屋は防音
母さんも呼んで3人で合わせることに


『母さん久しぶりだけどできんの？』


「いやぁー…できると思うよ？」


母さんは元チェリストで、なんか1プル表だったらしい
そんなの聞いてないよ…


「でも…人数おらんと大変やな…誰か呼ぶか？」


「そうね…オーボエ欲しいかなって思ったけど、金管欲しいかな…」


『金管かぁ…例えば何？』


「王道のトランペットとホルンかなぁー。ボーン(トロンボーン)いてもいいけど主旋律その2つだから。あと指慣らしというか慣らす意味で1曲やるのにもその2つ欲しいね」


「トランペットとホルンなら…水上の音楽でもやるんか？ヘンデルの…」


『あぁー！ならヴィオラ持ってくる、鬱先生連絡お願いしてもいいですか？』


「おけおけ！任しといてや！」


楽器の用意をして、チューニングをしていると…


ピンポーンとチャイムがなった


『はーい！』


「楽器持ってAの家集合って聞いたんすけどあってます？」


「俺も呼ばれたゾ」


『あってます！こっちでーす』


トランペットのグルッペンさんと思しき方とショッピがきた


「あっどうも初めましてグルッペンです」


『初めまして、ロピこと三神Aです』


「そういやはじめましてやったか…」


ドアを開けると椅子を用意して待っていたようだ


「あら、本当に来てくれたのね！Aの母のまどかです」


「「「！？！？」」」


あれ、3人とも驚いてる…？


「三神まどかって…チェリストの…」


『え、有名なんですか？』


「めっちゃ有名っすよ！？えぇ…知らんかった…」


「うわぁ…まじか…」


「ま、まぁ、とりあえず慣らす意味でも水上の音楽やろうか！1パートお願いできる？」


「大丈夫です」「問題ない」


2nd ヴァイオリンいないから最後は私しか主旋律いないのかー…


最初はトランペットの主旋からヴァイオリン、ヴィオラが弾く


そのあとホルンの主旋からチェロが流れる


まぁ、かなり簡単な曲だけど、慣らすのにはちょうどいいね



またオケ書きたかっただけ…

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