6話 ページ7
「その話、詳しく聞かせてくれないか!?」
「えっ……あっ……はい」
ルアルはぽつりぽつりと話し始めた。
「ユーバーファレンは、二年前に突然現れたんです。それ以来、今までの平和が崩れ去りました。それを司書様方がっ」
「司書様方?」
「唯一、badendを元のhappyendに戻す事のできる方々です。……だけど、僕達のせいでっユーバーファレンにっ!」
ルアルの話に俺は引っかかっていた。
二年前といったら父さんと母さんが行方不明になった時だ。
もしかしたら、ルアルの言う司書様方って……。
……これは確かめるしか無いっ!!
「ルアル、ここからユーバーファレンの居場所まで分かるか?」
「えっ?……っうん、分かるよ。……でも何で??」
「行く。俺はそこに行く」
「っ!?ここからかなり遠いいよ!それに……」
俺の手を掴んでルアルが言う。
「ステータスが余りにもショボ過ぎるよっ!!」
なっなんか、心にグサッて来た……。
「だいたい、武器も何も持ってないのに……僕でさえ、Lvは5だよ?」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
【ステータス】
ルアル Lv.5
職業 魔法使い
HP 20 MP 28
装備 木の杖
布の切れ端
称号 周りを束ねる者
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「リーヴルは死ぬつもりなの?」
「んなわけあるかっ!!」
ラッキーオリキャラ
デスディチャ
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