30話 ページ31
今、龍の洞窟まで一直線に向かっているんだけど魔物が現れたら襲われなくても攻撃して来なくても全て斬ったり、ルアルがじっくり焼いたりしていた。
ジューシーな匂いが周りを包んでいる……。
「なんかシュール…」
「そうかな?」
「あぁ…」
「でもさ、おかげで僕達のレベルも結構良くなってるよ」
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【ステータス】
リーヴル Lv.20
職業 なし
HP 165 MP 90
装備 謎の剣
鍵
称号 本の世界をさまようもの
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【ステータス】
ルアル Lv.23
職業 魔法使い
HP 97 MP 155
装備 木の杖
称号 周りを束ねる者
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「そうだね。なぁ、ルアル…」
「何?」
「ここって本当に本の世界?」
「……そうだよ、」
「でも、何かゲームぽい」
レベル制に、ステータス。
挙句の果てには効果音まで、
「きっとこれが予言の書の最後の抵抗だったんだよ」
「抵抗?」
「ここも、badendになる前はレベル制もステータスも無かった。魔物もこんなにいなかった。この世界がhappyendに戻るにはレベルもステータスも必要だとそう僕達の母がそう思ったんだよ」
「母?」
「リーヴル、着いたよ。ここが龍の洞窟」
ラッキーオリキャラ
デスディチャ
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