栞の無いhistorynight【オリジナル・合作】 (ページ19)

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18話ページ19

「腹減ったー」

「男なんだから少しは我慢なさいよ」

「なっ…いいじゃねえか！」

ルアルはそんな会話を微笑ましく見つめている

微笑ましくないから！

「…ねえ」

するとフェリチタが足を止めた

「え、なに？」

「静かに。…誰かいるのかしら？」

見回す俺たち

すると

「あー、ばれた？まあいいや丁度いい！迷子なんだけど道分かるー？」

茶髪の快活な少年が出てきた

「…ごめん、ぼくら旅してるからわかんないんだ」

「んー、そうか…。じゃあさ！」

ビシッと指を指す少年

「僕もちょっとだけお仲間に入れてくれない？道を見つけたらすぐ別れるからさ」

三人で相談

「…どうする？」

「いいんじゃない、別に」

「だね」

そして少年に向き直る

「それならいいよ。俺はリーヴル」

「フェリチタよ」

「ルアルです！」

少年はニコッと笑った

「ありがと！僕は…

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デスディチャだよ、よろしくね！」