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66話 ページ20

「ねぇ…一体どこに?」

「分かってるだろ?シュット達の居場所さ」


色々なものがグニャグニャしているこの空間の中、ルアルは不安の表情が隠さないでいた。


「そっそれならリーヴルを……」

「今のソールはダメだ」


即答で返された。
確かに今のリーヴルは精神的に不安定過ぎる。
ブライトの警告通り寝てはいないものの目が虚ろだ。


「なら僕リーヴルの元に…」

「それもダメだ」


また、即答で返された。

「でも、今のリーヴルを独りにしたら…」

「……一人で乗り越えなきゃいけない。大丈夫だ少年を信じろ、魔法少年」


「……魔法少年って一体何なんですか…」


「君の事だよ、ルアル」

「名前が分かるなら、名前で言ってくださいよ!」

「ヤダっ」

「なぜっ!?」

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作者名:きっしゃん x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年7月20日 20時

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