彼と 私のゆる日常 。6【まふまふ】

3 ページ3

☆。°






大学がほぼ座学だけに残り、卒論も順調だったので



久々にお仕事先に行くことにした。




今まではお休みという形でいたけど、流石にそろそろお手伝いをしたい。








都「あ！A〜



久しぶりだね、こっちに顔だしてくれるの」





A「そろそろお手伝いを再開しても大丈夫そうだったから、



来週から来てもいい？」





都「もちろん！




あ、そうだ。


まふくんにお礼言ってくれる？」






…お礼？



何か都の手助けでもしたのでしょうか？






都「お世話になってるからって、送られてきたんだ〜



かわいいね！和菓子型のろうそく！！



お供え用？だったけどね」





そう言って笑ってた。







__________________





____________

______






A「…ということがあったけど、




なんでろうそく？」





家に帰ってからちょっと気になったので聞いてみた。




ろうそくって用途あるのかな？





まふ「…え？



ろうそく…？」






あら、？こちらの頭にはてなが浮かんでますね。



何か手違いでもあったのでしょうか？






まふ「か、確認します！」






カタカタとパソコンから購入画面を見ている。




そしてあからさまに眉毛が八の字に下がっていく…





ぁあ、間違えちゃったのかな。



どうにも、少し高級な和菓子ギフトセットを贈ったつもりがまさかのろうそく。






まふ「…こういう場合ってどうしたらいいんですかね」






A「うーん、



まあ、いいんじゃない？都、そこまで気にしてなさそうだったよ」





裏表のない都の性格からして、もらって嬉しかったんだろうし。



ちょっと戸惑いはあっただろうけど。






まふ「なんか高度な嫌がらせっぽくなってないかな…」





A「大丈夫だよ。




かわいいって言ってたから」






最悪の場合。うちで買ってそらるさん、都含めて食べてもいいかもしれない。




4人でのお茶はあんまりできてなかったし、



そらるさんが最近忙しすぎて、とっても大変そう。




息抜きも兼ねてのんびりしたい。






A「また今度、改めて贈り物しようか」





まふ「そうですね、



その時は一緒に選んでくれると助かります」





A「うん、一緒に決めよ〜」





next

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す