2 ページ2
☆。°
夜、こんな時間に響き渡る彼の声。
まふ「ぎぁやあぁあああ！！」
え、なになに？どうしたの、
いや、でも只事ではないことはわかる。
即座に録音部屋に走った。
下の階のひと、ごめんなさい。
ドタバタしちゃった。
A「なに、どうしたの！
虫？おばけ？」
いや流石におばけはないか。
虫はありそう。
ゴキかな、いや、今の時期ならカメムシとかでもありそう。
まふ「水を、
溢しました」
A「うん？お水？」
まふ「お水です…
20万した機材に…」
え！？
またドタバタとタオルを取りにいって、またドタバタと録音部屋に。
いろはとぽてとが何事かとこっちをみてくるけど、ごめんね、ばたばたしてて
一生懸命に2人で拭くけど、これは大丈夫なのか…
まふ「ぅう、メンタルブレイクです」
A「そうだね、これは崩れるよね」
でも長らく使っていたので、これはこれで買い換える事ができるのでは。
まふ「…ラインまで送っちゃった」
これは相当です。
たいへんだ。
A「うん、休憩しよう。
というか今日はもうやめよ」
このままでは本当に崩壊してしまう。
温かいワインを注いで、チョコレートでのんびりしましょう。
自分は紅茶です。
まふ「…ちょっと落ち着いてきました。
ありがとう」
A「ううん、大変だったね」
さんざんです…と呟く彼の顔には疲労が見える。
ちょっと前までゆっくりできていたのに、やることができるとすぐに無理をする。
A「…ねぇ、今日いっぱいくっついて寝ても良い？」
まふ「もちろんですよ！
ずっと抱きしめて寝たいです！」
これで少しでも心の中安らぎになってくれていたら。
私は、少しでもまふのそばに居たい。
その日は優しい彼の寝顔を見れて、とても幸せだった。
next
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 341人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
林檎桜(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます。のんびりしていますし、逃亡が多いもので申し訳ありません。 (5月5日 23時) (
レス) id: 3cfd4997a4 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - この作品好きです！続き楽しみに待ってます！ (2023年4月7日 9時) (レス) @page25 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
衣緒 - 林檎桜さん» 林檎桜さんのアカウントをフォローさせていただいてもよろしいでしょうか..？ (2021年11月21日 12時) (レス) id: 6aa264b51c (このIDを非表示/違反報告)
衣緒 - 林檎桜さん» 返信が遅れてしまい大変申し訳ありません..！はいどれという名前でTwitterをしております。@Dff7T_szで検索すると出てくるかと思います。 (2021年11月21日 12時) (レス) id: 6aa264b51c (このIDを非表示/違反報告)
林檎桜(プロフ) - 衣緒さん» コメントありがとうございます。とても嬉しいのですが、提示していた時にトラブルがあったためツイッターアカウントは今現在提示しておりません。衣緒様のアカウントをご提示くだされば、リア垢などからご挨拶はさせていただきたく思います。 (2021年8月28日 17時) (レス) id: 3cfd4997a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：林檎桜 | 作成日時：2019年5月13日 13時
