頼りになる。 ページ30
───貴方side───
返事はすぐに来た。
詩『覚えてるよ。Aは私のこと思い出した？』
私『思い出したよ、全部。だから、謝りたい。中途半端にしちゃったから、優にも詩織にも謝りたい。』
言葉は驚くほどスラスラと出てくる。
詩『ねえ、会える？明日。』
私『明日？』
詩『直接会いたい。Aと、話したいの。』
明日は確か、午前中しか仕事が無かったはず。
私『午後1時以降だったら、会えるよ。』
詩『全然大丈夫、会おう。時間は午後1時、待ち合わせ場所は、もみの木の前でいい？』
私『いいよ。』
詩『わかった、約束だからね。』
私『うん。』
既読がついたのを確認して、トークを閉じる。
二「どうだった？」
私「明日の午後、詩織に会うことになった。」
二「明日、か。随分早いなって思ったけど、あの日からすると随分時間がかかったな。」
私「うん。でも、これを解決しないと、優とはもっと進めない気がするから。」
二「…過去にとらわれちゃダメだけど、囚われないようにするには解決するしかないからね。明日は俺、練習あるから何もできないけど応援してるから。」
私「大丈夫、優と胸張って付き合えるようになるために、私が自分で解決する。」
二「そっか、無理だけはするなよ。」
私「ありがとう。優は優しいね。」
二「好きなやつに優しくするのは当たり前のことだろ？だからしんどくなったら、いつでも連絡して。すぐに行くから。」
少女漫画のモテ男が言いそうな言葉をサラリと言っていく。それで様になってるし、頼りにもなるから優は不思議な人だ。
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たそたそ(プロフ) - のえるさん» ありがとうございます！ (2018年2月22日 18時) (
レス) id: 6d09bff2da (このIDを非表示/違反報告)
のえる - 二番くん大好きなので嬉しいです♪更新大変たと思いますが、楽しみに待つています！！！！！ (2018年2月11日 17時) (レス) id: 843f00b9d9 (このIDを非表示/違反報告)
たそたそ(プロフ) - 柚さん» ありがとうございます！ (2018年2月8日 23時) (レス) id: 6d09bff2da (このIDを非表示/違反報告)
柚 - すっごくキュンキュンして見てます。更新頑張ってください (2018年2月7日 20時) (レス) id: 7ca8cbc4cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たそたそ | 作成日時：2018年1月28日 13時
