勤務89日目 ページ42
その後は御剣くんの話が広がるわけでもなく、永遠と矢張くんの相談に乗っていた
壮絶な恋愛をしているみたいだった
『大変だねぇ…』
「でもよぉ…Aも大変だよなぁ…ずっと片思いだなんてよぉ…」
何度私の話を引っ張ってこようとするのだろうか
ついさっき失恋したようなものなのに
『私は別に、…好きな人が幸せになってくれればそれで』
「健気だな…」
正直、男性とお付き合いすることが怖かった
またあの時みたいに離れていってしまうのではないか
何年も前のことであったとしても、傷は癒えないもの
またあの悲しみを思い出すぐらいなら、＿
『……』
想いを伝える決心がつかない要因はそこにもあった
『じゃあ出発するよー』
その後も暫く飲み続けて、日付が変わろうとしてる頃に私は皆を乗せて車を走らせる
矢張くんを送り届けたところであることに気付いた
『待って…私、御剣くんの家わかんないんだけど』
「そうだっけか？」
「……」
当の本人は飲みすぎたのか寝息を立てている
『ど、どうしよう…』
「Aの家で介抱してやればいいんじゃないか？…僕はここで大丈夫だよありがとな」
『あ！待って…』
成歩堂くんは車から降りると、そのまま歩き出してしまった
『えぇ…そんな無茶な…』
とにかく考えた
検事局に向かう、警察局に向かう、…
『現実的じゃないよなぁ…』
深夜に開いているわけないし、何より酔った姿なんて見られたくないだろうな、
『仕方ないか、…』
覚悟を決めて私は車のアクセルを踏んだ
『着いた…さて、起こさないと…』
まず第一の問題
『御剣くん、おはよう〜起きて〜…』
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紅(プロフ) - Earthさん» コメントありがとうございます！ほんとですか…⁉︎凄く嬉しいです(ToT)更新頑張ります〜！ (2022年3月27日 23時) (
レス) id: d053ebfa1b (このIDを非表示/違反報告)
Earth - コメント失礼致します。御剣さんの夢小説のなかで、主様の作品が一番好きです！更新、楽しみにしています。 (2022年3月27日 21時) (レス) @page26 id: 0c97a7403a (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 鍋好きさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜（ ; ; ）ゆっくり更新になると思いますが、頑張ります！ありがとうございます！ (2022年3月15日 21時) (レス) id: f5d08da00f (このIDを非表示/違反報告)
鍋好き - 初コメ失礼します！とっても面白いです！逆転裁判大好きなので、楽しみにこの先待っています！御無理のないよう、頑張ってください！ (2022年3月15日 18時) (レス) @page18 id: fbdd20a437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅 | 作成日時：2022年2月21日 0時
