勤務76日目 ページ29
弁護人の追求に全く動揺を見せない検事
「それをどうやって証明する？」
むしろ笑みを浮かべている、一筋縄ではいかない
『…記憶のない証人、…言葉での証明はほぼ不可能』
「…うぅ…」
冷や汗が止まらない様子の成歩堂くん、応援しかできない自分がもどかしい
「どうする？苦し紛れにオウムにでも尋問してみるかね」
きっと挑発のつもりで言った言葉が、成歩堂くんをひらめかせてしまったようだった
「＿弁護側は挑戦を受けようと思います！」
前代未聞の"オウム"への尋問
人間しか立たなかった証言台に、まさかオウムが立つことになるとは
『…初めてだよ、オウムが証人なんて』
止まり木に止まったまま、"オハヨー"以外何も話さないオウム
尋問なんてできるのか
「サユリさん！何か忘れてることはないかな？」
声をかけたのは真宵ちゃんだった
「…オハヨー」
オウムは元気に挨拶をしてくれただけだった
弁護側の表情が固まる、きっと予想外の展開になってしまったから
「クックック…、」
何度聞いたか分からない、低く余裕を感じる笑い声
きっと、想定内のことだったんだろう
「…サユリさん、金庫の番号は？」
「1228…」
「不用心ですねぇ…」
真宵ちゃんの次の問いかけには答えてくれたオウム
確かに不用心だとは思ったけれど、…今日の日付と同じだ
『今日は…』
「そう、DL６号事件が起こった日付です」
日付を番号にする、余程思い入れのある日でないとやらないことだろう
「…ですが、それだけでは根拠として弱いです。偶然とも言えてしまう…」
『確かに…もう一つあれば行ける…？』
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紅(プロフ) - Earthさん» コメントありがとうございます！ほんとですか…⁉︎凄く嬉しいです(ToT)更新頑張ります〜！ (2022年3月27日 23時) (
レス) id: d053ebfa1b (このIDを非表示/違反報告)
Earth - コメント失礼致します。御剣さんの夢小説のなかで、主様の作品が一番好きです！更新、楽しみにしています。 (2022年3月27日 21時) (レス) @page26 id: 0c97a7403a (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 鍋好きさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜（ ; ; ）ゆっくり更新になると思いますが、頑張ります！ありがとうございます！ (2022年3月15日 21時) (レス) id: f5d08da00f (このIDを非表示/違反報告)
鍋好き - 初コメ失礼します！とっても面白いです！逆転裁判大好きなので、楽しみにこの先待っています！御無理のないよう、頑張ってください！ (2022年3月15日 18時) (レス) @page18 id: fbdd20a437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅 | 作成日時：2022年2月21日 0時
