勤務64日目 ページ17
私の発言に賛同するように成歩堂くんも声を上げた
「必要ない！」
検事と弁護人で言い合う
裁判長は迷っているようだ
『裁判長…私からもお願いします…証言を聞いて下さい…』
「……私の考えを言います」
暫くの沈黙を経て、裁判長が話を始めた
「いかなる場合でも誤った判決は避けるべきである…その為には目撃証人の話は全て聞かなければならない」
『…じゃあ…、』
「先ほどの判決は撤回しましょう」
大きく体が震えた
今まで立ち会ってきた裁判ではなかったこと
法廷中が大きな騒めきに包まれる
「休憩を５分取り、そのあとに証人の話を聞きましょう」
不服そうな狩魔検事と、ほっと一安心の成歩堂くん
『昨日の法廷の方がいくらか心臓によかったのか、…』
休憩はたった五分しかない
私は矢張くんの元へ向かい、裁判の説明をしていく
『…一回法廷に立ったとは聞いてるから大丈夫だとは思うけど…』
「まさかAも法廷にいるとは思わなかったな、仕事か？」
『まぁ…仕事で…』
普通なら証言台に立つのは怖いのに、いつもの調子な矢張くんになんだか安心してしまう
『…ありがとう、証言するって勇気をもって言ってくれて』
「俺の見た事実とは違うのに有罪だなんて納得いかねえ」
『……』
思わず泣いてしまいそうになった
泣くのは無罪が決まってからだ、まだ早い
『嘘はつかないでね、…最悪また罪に問われちゃうから』
「おうよ！俺に任せろ！」
少し不安だけれど、なんだか大丈夫なような気がした
「みんなで御剣のヤツを救ってやろうぜ！」
『…そうだね、がんばろ』
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紅(プロフ) - Earthさん» コメントありがとうございます！ほんとですか…⁉︎凄く嬉しいです(ToT)更新頑張ります〜！ (2022年3月27日 23時) (
レス) id: d053ebfa1b (このIDを非表示/違反報告)
Earth - コメント失礼致します。御剣さんの夢小説のなかで、主様の作品が一番好きです！更新、楽しみにしています。 (2022年3月27日 21時) (レス) @page26 id: 0c97a7403a (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 鍋好きさん» コメントありがとうございます！嬉しいです〜（ ; ; ）ゆっくり更新になると思いますが、頑張ります！ありがとうございます！ (2022年3月15日 21時) (レス) id: f5d08da00f (このIDを非表示/違反報告)
鍋好き - 初コメ失礼します！とっても面白いです！逆転裁判大好きなので、楽しみにこの先待っています！御無理のないよう、頑張ってください！ (2022年3月15日 18時) (レス) @page18 id: fbdd20a437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅 | 作成日時：2022年2月21日 0時
