司法の傷心心理士【逆転裁判】 (ページ49)

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勤務47日目ページ49

「え？そうなのか？」

「うん、結構ワイドショーを騒がせてたはず」

マヨイちゃんによれば、Aの父が不貞を働いたことが取り上げられていたそうだ

「年を考えると…ちょうど僕たちが中学生の頃の話だ」

「やっぱり、これが原因なのかな…」

「さぁな…こればかりは何とも…」

Aは結婚していない、でも苗字は変わっている

ほぼ確実にこれが関わってくることは明白だろうな

「気になる…」

マヨイちゃんはこのことが気になって仕方がないようだった

「まずはこの事件な…解決して出来たら聞いてみよう」

「うん…まずは御剣検事を助けないとね！」

本人に聞いたところで教えてくれるとは限らないけれど…

それでもまずは、目の前にやるべきことがある

「御剣検事の弁護人どうなるんだろう…」

「本人にああ言われたらなぁ…」

"新米にすがるなんて、ゴメンだ"

「でも、他には誰も弁護は拒否されているんでしょ？」

「…どうにか説得しないと」

「まずはできることしないとね！」

証拠集めに、現場を調べる…やることはまだまだ残っている

「Aさんも頑張ってるんだもんね！」

「そうだな…じゃあ、行こう」

「うん！」