検索窓
今日:6 hit、昨日:24 hit、合計:31,513 hit

勤務20日目 ページ22

『…はぁ…、やらかした…』


どうしてあんな話題を出してしまったんだろう


『好きな人居ないの〜とか…バカじゃん…』


自分から傷つきに行ってるようなもの


幸い、今彼女は居ないらしいけど…


確か"好きな人は…"って聞こえた、


その続きが聞きたくなくて飛び出して来たんだもの


『…とりあえず成歩堂くんのとこ行こう…』


用事があるのは事実だから


私は簡単な荷物を持って裁判所を後にした




『英都撮影所…意外と広いな』


「ちょっとアンタ!そこに突っ立ってられると邪魔でしょ!」


正門前で軽く感動しているとあのオバチャンに怒鳴られた


釈放してもらえたみたい…


『あ…今日の法廷お疲れ様でした』


「ふん!あいつめ…絶対に許してやらないんだからね!…あんたは、ミッちゃんの隣に居た…」


私のことなんて眼中にないと思っていたけど、意外と見ていたみたい


『あ、そうです。書記官として出廷していました』


「あんたミッちゃんの何なのさ!ミッちゃんは渡さないんだからね!だいだい今の若い人たちは…」


謎に私に対して対抗意識を持っている


そしてそのままマシンガントークを始めてしまった


『…私はただの友人です、それ以上も以下もありません』


「そうかい……ミッちゃん、…」


オバチャンは恋する乙女の表情をしていた


これを御剣くんが見たらどんな反応をするんだろう


…見てみたいな

勤務21日目→←勤務19日目



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
設定タグ:逆転裁判 , 御剣怜侍 , 心理
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年1月4日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。