余命１ヶ月だとわかったらあなたはどうする？２

21日目(2) ページ4

ころんside

こ「やっ…やだ…ｺﾞﾎｯｳﾞｯ…」
ジ「ころん…」

僕はもう、みんなに
迷惑をかけまくった。




だから…




これ以上、頼れないよ…



こ「自分で…できる…」
ジ「なんで…？」


ジ「何で頼ってくれへんの…？」


こ「えっ…？」
ジ「ころんは俺らを全く頼らないで
　 何で1人で抱え込むん…？」


僕だって…


結構、頼ったよ？



それでも…
何でこんなこと言われるの…？


ジ「もっと頼ってや…」
こ「僕は…頼り過ぎだよ…
　 だから…ｹﾞﾎｯ…
　 僕、自分でどうにかする…」
ジ「ほら…口、開けて。」
こ「いい…！！[グッ…]←お腹を押した」


ごめんね…ジェルくん…


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ジェルside

結局、ころんは自分で解決した。


こ「(´Д｀)ﾊｧ…」
ジ「おつかれ。」
こ「うん…」
ジ「じゃあ…戻ろう？」
こ「うん…」



俺はころんの車椅子を
押しながら考えた。


だって…


ころんがだいぶ…


遠慮してる気がしてな…


考えすぎかもしれないんやけど…
病気になる前はめちゃくちゃ頼ってくれた。


でも…なってからは頼ってくれへんの。


何で？


俺ら仲良しなグループやろ？



それなら気なんて使わんくてええのに…



なんで…？



すべて話せる仲間やろ？

何でも話せる仲間やろ？



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

関西弁って難しい…

21日目(3)→←21日目(1)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す