余命１ヶ月だとわかったらあなたはどうする？２

22日目(5) ページ12

莉犬side

これは…
俺の責任だｯｯ…

ごめんなさい…みんな…
ごめんなさい…ころちゃん…

俺のせいで…
今日でころちゃんが…

そう思うと罪悪感でしかなかった。

さ「莉犬。あんま自分を責めんな。」
り「えっ…？ｸﾞｽｯ…」
る「そうだよ。莉犬。」
ジ「確かに悪いことしたかもしれんけど…」
な「隠してたころちゃんも悪いんだから、
　 莉犬くんだけの責任じゃないよ。」

みんなっ…！！

こ「そっ…だよ…」
５「ころ/ん！！/ちゃん！！」
こ「り…ぬくんだけ…の
　 責任…じゃ…ないか…ら…」

弱々しい声でいった。さっきまで
あんなに元気だったのに…なんでｯｯ…

り「ころ…ちゃん！！」

俺は泣きたくなかったでも…
溢れ出す雫は抑えられなかった。


たくさんの思い出が頭の中で
動画のように再生された。

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るぅとside

いつも元気で…
常に前向きで…

僕が憧れてたころちゃんが…

こんな細くなって…
弱々しくなっちゃって…

僕はころちゃんの病気を恨みます。

こんないい人に…
なんてことを…

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ジェルside

唯一の同い年で…
ハイテンションで元気を
売りにしてきたころん。

こんな弱った姿、
みんなに見せられないやろ…？

だから…元気になってや！！

逝くなんてもう言うな！！

もうお別れなんてしたくないんや！！

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ななもり。side

最初は俺のリスナーさんで…
一番最初に俺のグループに入れた人。

それがころんだ。

なんでよ…
早すぎるよ…

まだ…5年だよ？
グループ作って５年しかたってないよ？

どうして？ねぇ…？
まだ…活動できると思ってたのに…

早いよ…

10周年も一緒にいたかったのに…

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