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「Aちゃんのためならいつでも〜!♡♡♡」
くるくると回りながら飲み物作りに取り掛かるサンジ君は、なんだかんだいってやっぱり優しい。
・
コト
「こちらアイスティーでございます。そして今日のおやつのサンジ特製チーズケーキでございます」
『わぁ!美味しそう!!』
「チョッパーにはミックスジュースとわたあめだ」
ほらよ、と思いがけず渡されるわたあめにチョッパーは目を輝かせる。
「いいのか!!」
「ああ。その代わりAちゃんを楽しませろ。いいな?」
「わかった!ありがとな、サンジ!」
『ありがとう!』
「いえいえ〜♡」
満面の笑みのサンジ君に見送られキッチンを出る。
パタン
『じゃあ行こっか!』
「そうだな!」
歩きながらさっきのサンジ君について話す。
『やっぱりサンジ君優しいよね』
「おう!俺わたあめ作ってもらえて幸せだ!」
『私もおやつと飲み物もらえて幸せ!早く食べたいな〜!』
・
『ここら辺でいい?』
「おう!」
少し歩いて甲板に置いてある椅子に腰掛ける。
『じゃあいただきます!』
「いただきます!」
パクッ
『美味しい〜!!』
「うま!やっぱサンジの作るわたあめ最高だ!!」
『本当サンジ君料理上手だよね!相当練習したんだろうなー。
そういえば私がこの海賊団に入った時ってもうチョッパーいたけどどんな風に入ったの?』
「俺はもともと冬島っていうところに住んでたんだけど…
・
そこからはお互いの過去や、好きな食べ物の話をしたり、チョッパーに少しだけ医学の本を見せてもらったりしてあっという間に時間は過ぎていった…。
・
「だから……」
『そうなんだ!じゃあ……』
ガチャ
「Aちゅわ〜ん!!ナミすわぁ〜ん!!ロビンちゅわ〜ん!!ご飯が出来ましたよ〜!!♡♡
あと野郎どもも飯だ、さっさと来い」
「めーーーーしーーーー!!!」
ご飯というフレーズに反応したのか男部屋からルフィが勢いよく飛び出してきてキッチンに入る。
ガチャッ
「うるっさいわね!!ルフィ!先に食べたら殴るわよ!!」
ルフィの大声に怒鳴りながらナミが部屋から出てくる。
「あら?Aとチョッパーじゃない?2人でいるなんて珍しいわね。
まあそれはともかく早く行かないとルフィに晩ご飯食べられちゃうわよ。あいつ今日2食目だからいつもの1、5倍食べるわよきっと」
『確かに…』
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シノ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!本当に長い間読んで下さったことがとても励みになりました!そう言っていただけて本当に嬉しいです!続編でも楽しんでいただけるように頑張りますね! (2019年2月21日 7時) (レス) id: a3194b926c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - とっっても面白かったです!!長い期間ありがとうございました…!更新されるたびに飛んできて楽しく読ませて頂いていました。可愛らしいゾロとわちゃわちゃした一味の雰囲気がとても楽しげで最高でした。続編も是非読ませて頂きます…!本当に有難うございました! (2019年2月21日 1時) (レス) id: 4ff82267ac (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます!私は全然大丈夫ですよ!ご心配ありがとうございます!あや様の温かいコメントにはいつも励まされていて凄く感謝しています!ついに二桁いってしまってもう短編集なのか分からないですがあと少しの完結まで幼いゾロを存分に楽しんで下さいね!笑 (2018年11月19日 18時) (レス) id: d22472d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - めっちゃ面白いです!!長くなりそうな予感、負担になってないかなと心配になりつつ正直嬉しくてワクワク…(笑)作者様は大丈夫ですかね…?Zの映画で片方子供になれば面白かったのにーと思っていたので、こういう二人の絡みが見られるのもとても楽しいです…! (2018年11月19日 13時) (レス) id: 4ff82267ac (このIDを非表示/違反報告)
シノ(プロフ) - あやさん» そうなんですね!私の作品が初めてなんて恐れ多いですがずっと読んで下さるという言葉、とても嬉しかったです!亀更新ですし久々で感覚を忘れていそうで怖いんですがこれからはもう少し早く更新していきたいと思います。コメント本当にありがとうございました! (2018年9月11日 21時) (レス) id: d22472d5f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シノ | 作成日時:2018年5月19日 0時