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(you side)
着々とデビューに向けての準備が進んでいく。
レコーディングはenigmaの事務所で終わらせた。
写真や映像の撮影にはBigHitのスタッフさんもいくらか来てくれて手伝ってくれた。
ヨンジェ「なんかいちいちスケジュール合わせなくていいのって、楽だな。」
ジヨン「だいたいここで作業も完結できるしね。」
enigmaの事務所。
5人そろって休憩中。
私の手に張り付いていた絆創膏ももう取れた。
世間にここの場所は教えていない。
だけど歌謡祭の後韓国に戻って来たら大量に届いていた手紙。
そのほとんどが所謂ファンレターといわれるもの。
だけど、たまたま手に取った1通はそうではなかった。
【私のジョングガに近づかないで】
その一言と共に大量の写真とカッターの刃が入っていた。
写真に写るのはいつ撮られたのかも分からない私とジョングク君の写真。
あれから私があの手紙の山に触ることはなくなった。
エリ-「早くデビューしたいな。」
ジュノ「エリーがそんなこと言うなんて珍しいな。」
エリ-「いや、これ読んだんだよ。
読まなくてもいいってのは分かってるんだけど、
そこに置いてあったら見たくなる。」
エリーの手には1通の手紙。
ジヨン「なんて書いてあったの?」
エリ-「…俺たちは作るしか能がない集団なんだと。
自分たちでは世に出せないからオッパ達にさせてるって。
無茶なことばっか要求してオッパが体調崩したーって。」
…なにそれ。
エリ-「それに、本当に俺たち5人で作ってるのか?って。」
ヨンジェ「本当は嫌だけど、なんか密着のカメラとか入ってもらう?」
ジュノ「それは俺も思ってた。
実際見てもらう方が早いだろ。」
ピンポーン
ふいに鳴る呼び出し音。
「…誰?」
ジヨン「あぁ、私が呼んだの。」
ジヨンが玄関に駆け寄る。
少ししてやって来たのはテヒョン君と、ジョングク君。
「え?」
TH「差し入れ、持って来ました!
あ、地下の駐車場までマネージャーに送ってもらったから心配しないでね。」
JK「ヌナ、お疲れ様。」
ジヨン「Aが寂しそうな顔してたから呼んでみたの。」
「ふふっ。ありがとう。」
ここ数日enigmaの自分の部屋に篭って作業してたから、ジョングク君と会うのは少し久しぶり。
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つむつむ(プロフ) - とても惹き込まれるお話でした!!離とは主人公の名前ですか?お忙しいかとは思いますが更新頑張ってください!!続きがとっても楽しみです!! (2017年8月29日 19時) (レス) id: 98566561f5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - お忙しいとは思いますが続きの展開が気になります…! (2017年6月9日 21時) (レス) id: 3ae85e211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はる | 作成日時:2017年2月20日 21時