３階会議室の彼女４

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(JK side)

HS「今から練習行く？」

JK「あ、行くよ。」

JM「待って！僕も行く！」

HS「置いてくぞ〜早く準備してー」


事務所に行こうとしてたところでホビヒョンに声を掛けられて、

ジミニヒョンを待ってるところ。



ﾆｭ-ｽ「今日の天気は…」

HS「なんかおもしれーニュースとかねーのかなぁ。」


ホビヒョンと２人、流れてくる映像をぼーっと眺めていた。


ﾆｭ-ｽ「えー、次はエンタメニュース！」

HS「お！エンタメエンタメ〜！」


ホビヒョンはいつも通り元気だ。


ﾆｭ-ｽ「大ニュースが飛び込んできました。

あの世界的アーティストのLEONが新曲を製作中。

そしてなんとプロデュースはenigmaだとのこと！」



JK「……え？」


飛び込んできた音声に耳を疑った。

あのLEONをプロデュース？

LEONと連絡を取っていたってこと？



ﾆｭ-ｽ「LEONとenigmaが手を組むなんて夢のようですね！

新曲に期待です！」



期待…？

なにも知らないくせに。

なんでヌナは許したの？


HS「……ガ！…ジョングガ！」

JK「…え？」

HS「大丈夫、か？」

JK「え、あ…うん。」


大丈夫なはずがない。


JK「練習、先に行っといて…」


僕は部屋に戻りヌナに電話を掛けた。

少しして聞こえるのは僕の愛しい人の声。


「もしもし？」

JK「ヌナ、今仕事中？」

「うん。だけど家だから大丈夫だよ。」


ヌナの声はいつも通りだった。


JK「…LEON、プロデュースするの？」

「え！？なんでそれ知って…」

JK「テレビでやってたよ。」

「うそ…」

JK「なんでプロデュースすることにしたの？」

「…したくなかったよ。でもする方がうまくまとまると思ったの。」

JK「…なんで何も言ってくれなかったの？」


僕に言っても何も変わらないのは僕自身分かってる。

だけど相談してほしかった。

ヌナはきっとこの判断をするのに凄く悩んだと思う。

少しでも支えになりたかった。

テレビのニュースでその事実を知るのは悲しい。

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