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(JK side)
JK「ヒョン、Aの家の前までお願いします。」
ﾏﾈ-ｼﾞｬ-「あぁ、分かった。」
JK「今日の撮影、うまく顔作れなくてすいません。」
RM「いや、しょうがねーよ。大丈夫だから。」
Aをenigmaの控え室に送った後、メンバーに今までの事を話した。
早く撮影を終わらせたいのに、うまく顔が作れない。
言葉が出てこない。
そんな僕を６人のヒョンがカバーしてくれた。
もっと早く気付いていれば、と。
もっと早く駆け付けてやれば、と。
後悔と怒りが胸をうずまく。
TH「自分を責めんな。」
JK「え？」
TH「お前は間に合わなかったって思ってるかもしれねぇけど、
それでも最悪な事態になる前にヌナの元に駆け付けた。
ヌナがもうだめだって思った時にお前はヌナを見つけ出した。
だから、自分を責めんな。」
JK「ヒョン…ありがとう。」
間に合わなかったと言えば間に合わなかった。
だけど、間に合ったと言えば間に合った。
まさにそんな状態だった。
ﾏﾈ-ｼﾞｬ-「明日迎えに行く。
今日はAの側にいてやれ。」
車が停まる。
JK「うん。ありがとう。」
車を降りてヌナの部屋に行く。
インターホンを押して少し待つと、出てきたのはジヨンヌナだった。
JK「様子はどうですか？」
ｼﾞﾖﾝ「ソファーの端で縮こまってるわ。」
JK「…そうですか。」
ｼﾞﾖﾝ「…私は大丈夫だったけどね、ジュノ達にも触られるのを拒んだのあの子。
だからもしかしたらジョングクも…」
JK「そう、ですか…」
ヌナが拒むのも無理はない。
ｼﾞﾖﾝ「A―！ジョングクが来たわよ。」
うさぎが一匹ソファーの端で丸まっている。
ｼﾞﾖﾝ「私帰るけど、大丈夫？」
「ん。ありがと。大丈夫。」
ｼﾞﾖﾝ「もし何かあったら呼んで。」
JK「ありがとうございます。」
うさぎの隣に静かに腰掛ける。
JK「A？遅くなってごめんね。ただいま。
」
「ううん、お仕事お疲れ様。
来てくれて…ありがとう。」
ヌナを抱きしめたいのに少し躊躇する。
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つむつむ(プロフ) - とても惹き込まれるお話でした！！離とは主人公の名前ですか？お忙しいかとは思いますが更新頑張ってください！！続きがとっても楽しみです！！ (2017年8月29日 19時) (
レス) id: 98566561f5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - お忙しいとは思いますが続きの展開が気になります…！ (2017年6月9日 21時) (レス) id: 3ae85e211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年2月20日 21時
