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リク「こんな服着ちゃってさ…

でもやっぱ邪魔だよな。」

「お願い…やめて…」

リク「お!細いのに胸は意外とあるんだー」



シャツのボタンが外される。

お願い、私に触らないで…


彼の口が私の首に、そして耳に近づく。


「んっ…」

リク「へぇー、耳、弱いんだ…」

「いやっ…やめ、てっ…」

リク「嫌がる声もいいな。もっと声出しなよ。」


彼の手が私の胸に伸びる。


「やだっ…やめて…ジョングガ…」



彼の動きがピタッと止まる。


リク「ジョングクなんだ…

あんなガキのどこがいいの?

俺にしとけよ。」

「やめっ…ん、んー!」


苦しいほどの雑なキス。

体を撫で回す乱暴な手。



気持ち悪い。

助けて、お願い……


彼の腕が足に伸びる。

もうだめだ、そう思った。



その時…



?「A!」


部屋の扉が開く。


?「っ…てめぇ、なにしてんだよ!」


私からリク君を引き剥がす。



「…ジョングガ、、」



息を切らしたジョングク君が私を隠すように私の前に立つ。


リク「なんで来ちゃう訳…?

お楽しみはこれからだったのに…」

JK「…だまれよ。消え失せろよ。今すぐ!」


こんなにも怒っている彼を見たことはない。


リク「っ…つまんね。また遊ぼうね、A。」


彼が部屋から出て行く。

すぐに暖かな温もりに包まれた。


JK「ごめん、ごめんな。

もっと早く来れなくて…」


ジョングク君の体は少し震えている。

いや、震えているのは私の方だ。


「ジョングガ…怖かった…」

JK「もう、大丈夫だから。俺がいるから。」


抱きしめる力が強くなる。


JK「戻ろう。ヒョンたちが待ってる。」

「うん…」


目が合う。

私に向けられる顔はいつも通りの優しい顔だった。

優しくて暖かい。


彼の手は、背中は大きかった。

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設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
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つむつむ(プロフ) - とても惹き込まれるお話でした!!離とは主人公の名前ですか?お忙しいかとは思いますが更新頑張ってください!!続きがとっても楽しみです!! (2017年8月29日 19時) (レス) id: 98566561f5 (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - お忙しいとは思いますが続きの展開が気になります…! (2017年6月9日 21時) (レス) id: 3ae85e211e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2017年2月20日 21時

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