返せ私の青春 (ページ11)

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十話ページ11

ル「だってヒューリズって言ってたじゃねェか！！！」

貴「いや、それ名字ね。」

そういえば、こいつにはヒューリズとしか言ってなかったな。私としたことがうっかりしてた。テヘペロ☆

はいすみません。ウザいですね。反省します。

貴「や、でもリズでいーよ。」

ル「なんでだ？」

貴「うーんまぁ、そーだねぇ。_____________

　

　

　なんとなく？」

と、言っちゃあ嘘になるがな。リズのほうがあだ名っぽいし、わかる人にしかわからないからね。こいつが『うっかり』私のことを話したとしても、リズって誰だ？ってなるだけだからね。うんうん。

ナ「なんとなくって……。」

ル「まぁ、いーけどよぉ。」

ナ「いいんかい！！」

私はこのやり取りをしてすべてを悟ってしまった。

麦わら帽子と友達になったら一生振り回されると________

まぁ、だからといって諦めるわけにはいかないけどね！！！ほら、よく言うじゃない？
『諦めたらそこで試合終了』
ってさ！え？古いって？？知らんがな。

サ「Aちゃんは、いつルフィの友達に？」

貴「びっくりするほどの約10分前デスネ。」

私との約束を麦わら帽子に言ったのもそのくらいですかね。

わたしゃぁ、あいつの記憶力(バカ)にはびっくりだよ。びっくりしすぎて腰が抜けそうだよ。ぎっくり腰並だよ。

ナ「へぇー。んじゃあ新米ってことね。」

貴「………新米？」

え、なに新米って。米？米の話ですか？あいにく米は全部親に任せてるので、何食ってるとか知りませんよ。ユメピ○カしか知りませんよ。全然知りませんよ。

ナ「いい？ルフィの友達(部下)になったからには、もう諦めなさい。」

諦めろだと？なんでや！！

ナ「振り回されるわよ。コーヒーカップ並に振り回されるわよ。諦めることね。」

貴「そ、そんな………。」

サ「かわいそうだけど、ルフィのダチ(手下)になったからには、もうどうしようもないしな。俺に何ができることがあったら言ってね♡」

貴「んじゃあ、私が振り回されるのを阻止してください。」

サ「そ、それはちょっと…………。」

クソが。てかなに。さっきから部下とか手下とか。()の中丸みえだよ！！

ナ「私からのアドバイスとしては、流れに身を任せることね。」

貴「あ、それなら得意です。」