No.003 ページ6
細身の背が高い白衣の男の後ろを
俺は大人しくついていく
俺が”普通“なら、反抗した瞬間即射殺だろうが
残念ながら俺は“特別”故最悪な存在らしく
怯える立場は白衣の男の方らしい
だがそンなこと、俺には心底どうでもよかった
こンな灰色の世界から出ても
外の青い”らしい“世界も
俺にとっては地獄と変わりないからだ
「ここで待て」
そう言われた視線の先は異様なものだった
__何故かその扉だけ汚れが1つも見当たらない
後ろを向いて全ての扉を確認するが
やはりどれも血が飛び散った様な跡ばかりで
ここまで真っ白な扉は無かった
...この部屋は俺と同じで特別な部屋なのか
__ガチャン___
...白衣の男がその部屋に入っていった
どうせ特別と言っても実験室だろうと思っていたから
目に光は通さなかった
__ズガァンッ___
____数秒後、銃声が聞こえた
俺は目を見開いて一歩だけ後退りをした
扉下の隙間から、赤い絨毯が敷かれた様に鮮血が広がっていく
それは俺の足の周りを全て埋め尽くし、絶望を覚えさせた
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クロ猫(プロフ) - 続きが気になります!!更新楽しみに待ってます! (2014年12月24日 23時) (レス) id: e3971dd28c (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - A.Tフィールドありのアクセラレータ激似ってす…すごいですね!!!楽しみにしてます♪ (2014年8月29日 7時) (レス) id: b85918d133 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃月 フニ(プロフ) - 最初からずっと読んでましたが面白いです!頑張ってください!また見たいと思います!応援してます! (2014年8月29日 5時) (レス) id: 2f077b153d (このIDを非表示/違反報告)
yume - 面白いです!更新がんばってください! (2013年9月29日 10時) (レス) id: 7c57ad230a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:「てっとりーす」 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/aummtmt/
作成日時:2013年9月5日 4時