電話｡ ページ15
主人公side.
あのあと､私たちは仲良くなり番号を交換した｡
そして修学旅行が終わり､またいつもの日々がやってきた｡
巫:夕莉ー次の授業何がいるっけ？
私:次って確か実験とか言ってなかったっけ？
巫:あ､もしかして今日がそのハサミとかいる日!?
私:うん､そうなはずー
巫:あぁ､まじか…
私:何､忘れたの？
巫:いえす
私:隣りのクラスも今日なはずだから､借りてこれば？
巫:そっか､その手があったか!! 行ってくる!!
私:行ってらっしゃーい
巫女に手を振ると､ポケットの携帯が震えたのがわかった｡
私:ん？あ､ジェシー
今はお昼だからまだ時間がある｡
私:はい､どうしたの？
ジ:あ､夕莉？ 今､学校？
私:うん､そうだけど｡ ジェシーは違うの？
ジ:俺､今度ガムシャラあるからそのレッスン
私:あらま､大変ねー頑張りなね
ジ:何そのばばあみたいな喋り方!笑
私:いやーご飯食べながら友だちと日向ぼっこしてたから笑
ジ:さすが夕莉だな笑
私:黙らっしゃい笑
ところで､私に何か用事があったんじゃないの？
ジ:あぁ､そうだった! 今日の放課後空いてる？
私:うん､(月)は何もないから大丈夫だよ？
ジ:じゃあ17:30に駅集合で
私:え､どこ行くの？
ジ:ん？教えない
私:えーじゃあ行かなーい
ジ:いいから､俺を信じなさい♪
私:面白くなかったらジェシー嫌いになるからね？笑
ジ:大丈夫大丈夫ー楽しくしてあげるから
私:約束ね？
ジ:OK
こうして､遊ぶこととなった｡
私:ごめん､待った？
ジ:いや､時間ぴったり
私:良かった…笑
ジ:じゃ行きますか
そして着いたのは…
私:ねえ､ここって…
ジ:ん？スタジオだけど？
私:いやいやいや､スタジオだけど？じゃないって!
私こんなとこ来ていいの!?ただの一般人なのに!!
ジ:大丈夫大丈夫ーてか､夕莉､ジャニーズのこと
知らなさすぎだからもっと知ってほしいんだよね
私:ああ､それはごめん笑
今まで全く興味なかったから
ジ:それはそれで珍しいよね
私:そう？TV見なくても楽しいことはたくさんあるし
ジ:変わってるよ､絶対!笑 はい､到着ー
私:入るの…？
ジ:もちろん! じゃ入りますかー♪
ガチャ
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作者名：愛紅敢 | 作成日時：2015年1月13日 21時
