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「 おおお! やっぱ、みっちゃんの言う通りだ! 」
彼を傷つけてしまったしまわぬように 私はとても優しく 霊力を送った。
すると、今迄よりも軽くなった身体をぴょんぴょん跳ねさせて 喜んだ。
「 そう言えば、鶴丸は…… 」
「 よう、貞 」
「 大丈夫ですよ、ちゃんと治しました 」
私がそう言えば、彼は安堵の表情を浮かべる。
光坊も、元気になって良かったな 鶴丸は光坊の顔を見てそう言った。
また、皆が仲良くなれて良かった。
唯、其の姿を見ているだけで 私も幸せになれた気がした。
「 礼、って言っちゃ何だけど_____ 厨を使っていいかい? 」
「 厨にあるものは、全て好きに使っていいですよ____ 」
私が、そう言い終わる前に 彼は既に姿を消していた。
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____ 厨にて 〈燭台切光忠〉
この厨に立つのも久しいなあ。
昔は、歌仙くんと2人で頻繁に立っていたと言うのに。
「 腕が鳴るなあ 」
そんな、上機嫌で 夕餉の準備に取り掛かる。
「 燭台切 。 随分と張り切っているようだね 」
「 歌仙くん、あの人間は 大丈夫だよ。
きっと、君も 小夜ちゃんも 元気にしてくれるよ 」
歌仙くんの言いたい事なんて、 彼の顔を見なくとも分かった。
君まで騙されて居るのかい。
彼は、そう言いたかったんだろう。
「 下らない 」
彼はそれだけ言って、厨を後にした。
そんな、僕だけになった厨で ポツリ 言葉を放つ。
「 ふふっ、君もあの霊力の虜に成るといいよ 」
さて、夕餉の準備に戻ろうか。
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鶴(プロフ) - 椿さん» ご意見、ありがとうございます(´;ω;`) (2019年5月8日 22時) (レス) id: f7d2eb1740 (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 今まで通りがいいです! (2019年5月8日 22時) (レス) id: e36d1c7298 (このIDを非表示/違反報告)
くれは卍(プロフ) - 【改】が更新されるのを待ってます!頑張ってください! (2019年4月5日 22時) (レス) id: 325596c204 (このIDを非表示/違反報告)
キリンロング - 【改】が更新されるのが楽しみ過ぎて夜しか眠れません(真顔)。 (2019年3月30日 22時) (レス) id: 390c1ef0c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆらん | 作成日時:2019年3月26日 10時