ブ ﾗ ッ ク 本 丸 担 当 審 神 者 ．【改】

_〈大和守安定〉 ページ39

．



｢ 何やってるの！？




今、そう言う時じゃないだろ____ ｣






僕がそう言いながら 彼の腕を引く。



だが彼は、少しも動じずに 口吸いを続けた。




今、僕の目の前では何が起こっている？





嫌な考えが、僕の頭の中を通り過ぎた。






少しは助けてよ、と



堀川と兼さんに目を移す。






あの二振りはだめだ…





恥ずかしそうに 、目を背けている。




僕が、止めなきゃ……







｢ 清光ってば…！！！ ｣






思いっ切り 彼の腕を引く。



すると、案の定 彼は主から離れる。







｢ 邪魔、すんなよ... _____俺の神気送ってんだから ｣





神、気…？




そんなもので どうにかなる様な事なのか？



そう疑問を抱えながら 主の顔に目をやる。



先迄、苦しそうな顔をしていた主の顔は、幸せそうな顔付きに変わっていた。






疚しい考えをしていた自分を殴りたい。



｢ えっ、… 口吸いって、神気送る以外にするの？ ｣




そう、純粋無垢な清光に対して腹が立った。




此奴、夜伽 とか、知らなそうだな。




…なーんか、僕が負けたみたいじゃん。





｢ あーあ、僕も主に神気送ろうかなー ｣




｢ ちょ、俺の主に触れるなよ！！ ｣




｢ それじゃん ｣




ちょっと、変な事言ってる清光を見ていると笑いが止まらなかった。





何 皆の主に嫉妬してんだよ、ばーーーーか。









早く、元気になってね、








主。






．





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なんか、生々しい




＼( ´ω` )／

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