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憂「こんにちは。結城憂生ですっ佐藤先輩ですよね？」
景「あ、どうも。何で俺の名前を？」
憂「かっこいいって有名なのでみんな知ってますよ？」
純「そんなんカフェで話せばいいやん。腹減ったしはよ行こー」
景「ん？こちらさんも行く感じ？」
憂「っあ、先輩方に誘って頂いて…すみません嫌ですよね」
純「んなことないって。こいつこう見えて変に人見知りやから気にせんでも大丈夫やで」
純喜と結城さんが前に
その後ろを景瑚と並んで歩く
景「はぁ、本当Aってお人好しだよね」
『えっ？なんで？』
景「どうせ勢いに流されてOKしちゃったんでしょーが」
頭をクシャッとされてなんだか泣きそうになる
景瑚はなんでもお見通しなのにな
駅に着くと丁度電車が来ていた
急いで乗り込むと
割と混み合ってる車内にため息が出そうだった
景「A、こっち」
昔痴漢されたことがあって
それから電車に乗る時は必ず
私を端に寄せてがっちりガードする景瑚
『ありがと』
景瑚のネクタイの結び目を見ながら
ぼーっとしていると
狭い車内でよろける結城さんの肩を抱いて
心配してあげる純喜の姿が目に入る
あー、こんなの見たくなかったなって
思わず下を向くと
頭の上にコツンと重みを感じる
『…顎置きじゃないんですけど』
景「丁度良い位置にあったからてっきり」
顔を見ずとも笑ってるのが振動で分かる
胸板辺りを軽く小突くと
ふはっと笑う景瑚にまた助けられた
カフェに着くと当然のように
純喜と結城さんは隣同士で
景瑚が先に座ったから前の席には純喜
二人でメニューを覗き込む姿を見ると
すごくお似合いなカップルに見えた
純「A、絶対これ好きやろ」
純喜が指差すのは
ここに来たら必ず頼もうと思っていた
紅茶のシフォンで
『うそ、なんでわかったの？』
純「ったりまえやんけ。何年の付き合いやおもてんねん！ほんでちょっとちょうだいな」
『う、』
憂「私も頼もうと思ってたのであげますよ？」
純「それはあかん！こんな後輩からもらわれへんわ」
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はる(プロフ) - 何度も読み返してしまうくらい大好きです！ (2022年1月24日 19時) (
レス) @page50 id: 3115c935bf (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - まひろさん» コメントありがとうございます。瑠姫君の話を書いてる時がなぜか作者も一番楽しいです（笑）二作目では瑠姫君サイドもありますので、是非。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます。そのコメントに涙が出てきそうです！！続きを公開しましたので、是非お時間ができた時に読んで見てください。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ルキくんのマシンガントークand心の声のけいごくんのツッコミで爆笑しました、更新頑張ってください (2021年9月1日 13時) (レス) id: 48b619f778 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - お話最高ですね。途中涙でてきました。続き楽しみにしてます (2021年8月27日 8時) (レス) id: 1c76470b40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：en | 作成日時：2021年6月1日 3時
