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side Keigo
「ん〜どうでしょう」
『秘密？』
「何でそんなこと気になるの？」
『んん、なんとなく？』
「なんとなくか〜居ないよ？」
『なんだぁ、居ないの？』
「もし好きな人が居たら協力してくれるの？」
『協力……景瑚がして欲しいならするよ！』
「ふふ、ありがとう。でも俺は協力してあげなーい」
『えっ』
「だってAが彼氏できちゃったらもうこうやってデートできないじゃん」
『それは景瑚も同じだよ？』
「そうなってもいいの？」
『うーん、難しいね。こうやって遊びに行けないのは寂しいけど仕方ないもんね』
「でしょ？だから俺は彼女作らなくてもいいの」
これは本心
A以上に一緒に居たいとか大切にしたいって
思えるような子は居ないし
Aを優先できなくなるくらいなら
別に一人でもいい
Aを家まで送り届けた後
自転車を漕いでると
純喜とあの後輩もとい汐恩の元カノとばったり
純「景瑚……どこ行ってたん？」
「Aをおくってきた」
純「あぁ、」
憂「あのっ景瑚先輩！今度また四人で出かけませんか？」
「ん？なんで？」
憂「今日A先輩ともお話しててぇ、今純喜先輩にも話してたところなんですっ」
あー、なんか
Aが元気なかった理由わかっちゃったかも
「純喜はどうなの？」
純「ん？あ、別にいいんちゃう？」
このお馬鹿は本当に、
「あ、そう」
憂「やった〜楽しみです！」
「じゃ、お先に〜」
二人の返事も聞かないままその場を去ったけど
正直俺は怒ってる
あの子のあんな全開の好意に気づけないまま
曖昧な態度をとることもだけど
何よりずっと一途に純喜だけを見てきた
Aの気持ちはどうなるんだって
今までなら純喜に沢山忠告はしてきたし
変な子はある程度俺が協力して追い払ってた
けど、なんかもういいんじゃない？って
Aが悲しむ顔を見たくない一心で
やってきたけど
Aを幸せにできるのは純喜じゃないんじゃない
って思い始めてきた
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はる(プロフ) - 何度も読み返してしまうくらい大好きです！ (2022年1月24日 19時) (
レス) @page50 id: 3115c935bf (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - まひろさん» コメントありがとうございます。瑠姫君の話を書いてる時がなぜか作者も一番楽しいです（笑）二作目では瑠姫君サイドもありますので、是非。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
en(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます。そのコメントに涙が出てきそうです！！続きを公開しましたので、是非お時間ができた時に読んで見てください。 (2021年9月4日 14時) (レス) id: 22ae3c57f2 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - ルキくんのマシンガントークand心の声のけいごくんのツッコミで爆笑しました、更新頑張ってください (2021年9月1日 13時) (レス) id: 48b619f778 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - お話最高ですね。途中涙でてきました。続き楽しみにしてます (2021年8月27日 8時) (レス) id: 1c76470b40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：en | 作成日時：2021年6月1日 3時
