It wasn't supposed to be like this

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side Junki







　
「もう邪魔すんなや、座って待っとけ」




景「何の邪魔？料理の？」








これでもかってくらい抱きついて

こっちを見る景瑚の目が鬱陶しくて

　


　

　

　

「汐恩ー！こいつ邪魔しよるから連れてって」



汐「はいはい」


景「A〜〜二人がいじめてくるよ」





泣き真似しながら連行されていく景瑚を見て

くすくす笑ってるけど
　

　



もうちょっとこう景瑚のボディータッチに

抵抗してほしい

これはずっと思ってたこと

　


　

　

景瑚は俺にも割と抱きついて来るし

基本人との距離は近いから

Aは何も思ってないかも知らんけど


　

　
他の女子にあんな事してるのは見たことがない

それに俺や汐恩に抱きつく時とはやっぱ違う



なんか空気感とか距離感とか表情とか？

ほんまにカップルと間違えられても仕方ないくらい

そういう空気を出してる

　


景瑚が無意識かどうかは知らんけど




　
俺には絶対できひんことやから

正直羨ましいってか腹立つ


　

　
ずっと好きやったけど中学くらいからAを

ちゃんと女の子として意識し始めてからというもの


　
何なら俺は意識してある程度の距離はとってる

…と思う


　

近すぎたら普通に恥ずかしいし

多分すぐ気持ちバレてまうから自分の為にも


　

　

　
　
　
　

　

　



『よし、できた〜純喜手伝ってくれてありがと』


「俺ほぼ何もしてへんけど」



『ふふ笑それでもありがとう』












景瑚がAはここ〜って

いっつも隣に座るからしゃーなし俺は前


　

　
　
　

景「ケチャップで景瑚って書いて〜」


ってしつこい景瑚に呆れながらも

オムライスに名前書いてあげて

　

景瑚はそれを撮って嬉しそうにしてる

　


　

　
汐「自分らバカップルみたいな事するなぁ」


景「ありがとう〜」



汐「いや別に褒めてへんけど」


　


　

　

俺は心底景瑚が羨ましい



なんでも口に出して行動にできる性格も

これが許されてしまうキャラも


　

俺が今更こんな事したら多分Aは引くし



　

小学生の頃一時期景瑚が避けてたからか

戻ってきてからはほんまに嬉しそうやったし


多少のわがままも全部聞いてあげてる

　

　

　
俺はずっと近くにおっただけで

同じ幼馴染でもなんでこんなに違うんやろって

　

…こんな事考えても仕方ないねんけど

　


　


　


　
　

　

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