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よん ページ4

『なんで流星怒ってんのかわからへんねん。』


神山「俺の勘違いとちゃうんやったら


藤井くんはAちゃんのことが好きなんやない?」


『それはありえへんよ。幼馴染やし。』


神山「わからんで。


Aちゃんはそう思ってても、


藤井くんがそう思ってるとは限らんやん。」


『そっか。


仮に流星が私のこと好きやとしても、


なんで怒られなあかんの?』


神山「俺と仲良くしてるから、


嫉妬したんやろうなぁ。多分やけど。」


『そんなん…流星の一方的な怒りやん。』


神山「でも、それくらい本気で好きってことや。」


『私はっ、流星のこと好きやけど、


流星と同じ好きやない。


でも幼馴染として、家族くらい大事な人やねん。


傷つけたくないっ(泣)』


神山「泣かんとって。


男の俺からすると、


そういう時ってちゃんと言ってくれたほうが


スッキリするもんやで。」


『でも…』


神山「でもやない。


藤井くんにけじめつけさせてあげな。」


『うん。ありがとう、智くん。』

ご→←さん



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作者名:中島ネネ | 作成日時:2018年4月20日 19時

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