thirty three . ページ33
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やっとのことで帰りの支度を終えて会社を出ると
外は 凄く寒い 。
... まあ 、1月って こんなもんか
大 「 はい 、乗って乗って 」
「 え ？ なになに 」
考える間もなく腕を引っ張られて 、
乗せられたのは 大倉くんの車 。
しかも 助手席って 、 なんか 緊張
大 「 寒いし 、送ってく 」
ちょっと 予想していた言葉ではあったけど
いざ言われてみたら 、なんていうの その
キュン って するよね 。
「 ‥ あ 、ありがと 」
家までの道を簡単に説明して
ふと 窓の外を見てみる
あんなところに コンビニ あったんだ
... って 、知らなくて 当然か 。
.
.
大 「 Aちゃん 」
うとうとしかけて来た頃 隣から声が聞こえてきて
大倉くんの方を 振り向こうとした
その時
「 え ... 」
‥ あ ー あ 、
窓の外なんか 見るんじゃなかった って 後悔した
.
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作者名：∞ ai ∞ | 作成日時：2016年1月4日 3時
