twenty eight . ページ28
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___ ｶﾀｶﾀｶﾀ
大 「 あ 、Aちゃん 御帰り 」
丸山さんとの食事が終わり 上機嫌でデスクに戻ると
わざわざ作業を中断してまで 、
私に 話し掛けて来てくれる 大倉くん 。
「 ごめん 、仕事の邪魔してもうた ？ 」
大 「 いやいや 全然 。
暇やなあって思いながら仕事しとったから 」
“ はっはっは ” なんて本人は豪快に笑ってるけど
‥ いや 、それ思うてても 口に出したら不味いやろ
「 はは 、 そうなんや 」
苦笑いをして パソコンを開こうとしたら 、
大 「 Aちゃん 」
と 今度は控え目な声が耳に入る 。
「 ん ？
... って 、何これ 」
大 「 見てもうた 、 ふふ 」
少し笑みを浮かべて 私を見つめてくる大倉くんの手には 携帯
「 ... ちょっと 。 え 、 は ？ 」
その画面にうつされていたのは 、
ベンチに座って 一緒にお弁当を食べている
私 と 丸山さん 。
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作者名：∞ ai ∞ | 作成日時：2016年1月4日 3時
