ロリポップ・ガール (ページ16)

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16:ジェネとひなちゃん② ページ16

Aを囲んでやいのやいの。

しれっとナンパするおじさん①(龍友)と
その横から同じくナンパするおじさん②(亜嵐)。

そしてさらにその周りからちゃちゃを入れ始めるおじれーしょんず(失礼)

その間Aはというと、
ちゃっかり龍友が後ろからバックハグをしていて
ガタイのいい腕に収まりながら
周りを囲うおじさんたちをきょろきょろと眺めていた。

誰がAと遊ぶのか。

目の前で繰り広げられる攻防戦に
Aが若干あたふたし始めたころ

助け船を出すかのようにやってくるのがこの二人。

大樹「はーい、そろそろうちの姫を返してもらっていいですか～」

颯太「あんまりいじめないでくださーい笑」

龍友「 …来たな、小僧ども」

大樹「小僧…！？笑」

亜嵐「ちょいちょい人聞き悪いなぁ、いじめてないよ、ねえ？」

「 ……亜嵐くんは苛めた」

亜嵐「！？！……このやろっ」

「わぁー！！痛い痛い！グリグリしないで！苛めてないー！笑」

大樹「ちょちょちょ、亜嵐くん！！笑」

　

昔からの付き合いもあり
Aのことをかなり可愛がってくれているジェネの7人。

Aの冗談から始まるただのじゃれあいも
ジェネからの愛情表現であり、日常茶飯事なのだ。

なのでもちろん、大樹も本気で止めているわけではない。
(Aはたまに本気で止めてほしそうだけど)

そして再び、Aの一言によって開かれる
新たな攻防戦 …────────

玲於「あ、てか今日みんなで飯行くんだけど、久しぶりにひなもどう？」

「 …あ～…今日は颯太と… 」

隼「 …お～ま～え～～～！」

颯太「え。…っわぁ～～！ごめんなさいぃい～～！笑」

Aの一言でなにか危機を感じたのか
ゆっくりと後ずさりを始める颯太。

そしてAとじゃれあっていた亜嵐は
首をぐいんと颯太に向けると、無言で颯太を追いかけて行った。

……

しばらくして、戻ってきた2人はというと

スッキリした顔の亜嵐。

一方颯太は、
揉みくちゃにされ、髪はボサボサで
やたら疲れていたのは言うまでもない。笑

　

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初の先輩、GENERATIONS登場＾＾*
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