私と異能生命体。

５話 ページ8

蓮月視点

がつがつ、と眼の前には勢いよく茶漬けを食べている少年が。
来る途中抜け出そうと思ったら捕まり連れて来られてしまった。




独歩「おい太宰早く仕事に戻るぞ 仕事中に突然”良い川だね”と言いながら川に飛び込む奴がいるか
　 おかげで見ろ予定が大幅に遅れてしまった」




太宰「国木田くんは予定表が好きだねえ」



独歩「此れは予定表では無い！！理想だ！！我が人生の道しるべだそしてこれには”仕事の相方が
自’殺嗜癖”とは書いていない！」



中島「ぬんむいえおむんぐぬく？」



独歩「五月蝿い出費計画の頁にも”俺の金で小僧が茶漬けをしこたま食う”とはかいていない」



中島「んぐむぬ？」



独歩「だから仕事だ！！俺と太宰、蓮月は軍警察の依頼で猛獣退治をーーー」



太、蓮月「「君たちなんで会話出来てるの？」」




中島「はー食った！ もう茶漬けは十年は見たくない！」



独歩「お前、、、」



中島「いやほんっとーに助かりました！孤児院を追い出され横浜に出てきてから食べるものも寝るところもなく、、あわや斃死かと」



蓮月「君、施設の出なの？」



中島「出というか、、、追い出されたんです経営不振だとか事業縮小だとかで」



太宰「それは薄情な施設もあったものだね」



独歩「おい太宰俺たちは恵まれぬ小僧に慈悲を垂れる篤志家じゃない仕事にもどるぞ」



蓮月「早く仕事終わらせたいんですけど。」



中島「３人は、、なんの仕事を？」



太宰「なアに、、、探偵さ」



独歩「探偵と言っても猫探しや不貞調査ではない斬った張ったの荒事が領分だ。異能力集団
”武装探偵社”を知らんか。」

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