私と異能生命体。

２話 ページ5

「ぐすっぐすっだからあ私はやってないんだってばあ」



先刻からずっとこの調子だ。

自分はやってないだの私がやっただの、、。



だが乱歩さんの推理は外れない。

言い逃れはできない。



国木田「お前がやった。其れが乱歩さんの推理だ。外れる筈がないだろう」


乱歩「そうだよ！君がやったんだ！自分でね！」




乱歩さんがここまでやってくれているんだ。

桃花が認めないと正直気が収まらない。




与謝野「どうしたんだい？さっきから。こっちまで響いてるよ」


桃花「与謝野さあん 蓮月ちゃんたちが私のこといじめるんですう」


此の女、、どんな神経してんだよ。



蓮月「違いますよ。自分で自分のこと傷つけてその上私がやったって云うんですよ。」



乱歩「桃花が自分でやったと推理を僕はした！認めたほうが身のためだよ！」



与謝野「乱歩さんがいうならねえ。 第一なんでそんなことしたのさ」



本当にその通りだ。なぜこの女はこんなことを。



桃花「蓮月ちゃんが、蓮月ちゃんがいじめるからあ」



此れはだめだ。話にならない。

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