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朝日 ページ9

「ん…」

薄目を開けると、見慣れた天井。
肌を擦るシーツの感覚。

私、リビングのソファーに居なかったっけ。

まだ、ボンヤリする頭の片隅で考えて横を見れば修也がいる。
…きっと、修也が運んでくれたんだろう。

「有り難うね、修也」

近くに身体を倒して、修也の眠る顔を眺める。

褐色の肌はとても、キメ細かい。
その肌に落ちる髪が色っぽく感じるのは何時もの事。
まつげが肌に柔らかい影を落とす。

しばらく、寝顔を堪能したところで私は思い出した。
朝ごはんを作らなくちゃいけないこと。

もう少し見ていたかったけど、仕方無い。

未だ気持ち良さそうに眠る修也の髪を撫でた。

「修也、私凄く幸せ…有り難う、愛してるよ」

少し恥ずかしいことも、今なら言える。
唇に、キスを残してベットから降りようとした時だった。

いきなり、背後から抱き締められる感覚。

「!?」

びっくりしている間に耳元で低音が響く。

「おはよう、愛」
「修也…!?ちょっと、いつから起きてたの」

私の言葉を遮るように修也は私の首筋に顔を埋めて口を開く。

「有り難うね、って愛が言ったところから」

と言うことは、全部聞かれてたしキスしたのもバレてる。
どうしようもなく恥ずかしくなって、自分の胸の辺りに回された彼の手を握って文句を言う。

「修也のバカ、変態…!」

ムッとして修也は言い返してくる。

「変態は聞き逃せないな…愛だって、俺の所見てただろ」
「う…」

私が黙りこくったところで、修也は

「だから、おあいこだ」

小さくいって、キスを。



寝室にはカーテンが遮断しきれない、朝日がこぼれて。
優しく照らす。


修也と向き合って、もう一度キス。

それから、額を合わせて笑いあった。




幸せね。
幸せすぎて涙が出る。

貴方の傍に居れることが幸せすぎて。









△▼△▼△▼△▼△▼

次位で完結かな…??

日常の中のやり取りにとてつもない幸せがあるって良いなぁ�・と(*^-^*)

二人で人生を歩むこと→←愛してくれる理由



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設定タグ:恋愛 , イナズマイレブンgo , 豪炎寺修也   
作品ジャンル:アニメ
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鬼道結衣(プロフ) - よろしくお願いします〜♪ (2014年6月20日 17時) (レス) id: 5a5c4d4f28 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 鬼道結衣さん» 友希大丈夫です~!よろしくお願いしますo(^o^)o (2014年6月19日 23時) (レス) id: c96389a4ce (このIDを非表示/違反報告)
鬼道結衣(プロフ) - いいえ^^よければ、友希を^^ (2014年6月19日 20時) (レス) id: 5a5c4d4f28 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 鬼道結衣さん» 鬼道結衣様、お返事が大変遅くなってごめんなさい(T-T)おかげ様で完結することができました!!結衣さんのコメントとても嬉しいです!有り難うございました(*^-^*) (2014年6月17日 23時) (レス) id: c96389a4ce (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 剣城麗亜さん» 剣城麗亜様、お返事が大変遅くなってごめんなさい(T-T)修京いいですよね!お好きな方に会えて嬉しいです///これからもよろしくお願いします(●^o^●)コメント有り難うございました! (2014年6月17日 23時) (レス) id: c96389a4ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かな | 作者ホームページ:http://www.pixiv.net/member.php?id=3875234  
作成日時:2013年9月26日 0時

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