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料理を食べた後も二人は私の部屋で会話を続けた、ここ数日で人暮らしがかなり寂しく思っていたので賑やかな空間の居心地の良さに負けて話を続けてしまった。
「蘭たんのことAちゃんは蘭って呼ぶん、めずらしいよな」
「珍しいの？」
「別に珍しく無いでしょ…」
「蘭たんはAちゃんのことめっちゃ好きなんやろなー！俺たちはずっとゲームしとるから、蘭たんって定着しとるけど、本名のまんまで呼ばすなんてそうそう無いやん！」
「そうなの？」
「そんな深い意味ないわ！」
呼び方について話すすぎるさんと、疑問に思って首をかしげる私と、否定する蘭、話を聞くに蘭達は四人でよくゲームをしていて仲が良くなり今の関係性に至るらしい。”蘭たん”って呼ぶのもゲームで使う蘭の名前なんだとか。
「そーいや、今日しゅーさん帰ってくるらしいでー」
「え、そうなん」
「最近仕事忙しいみたいやったけど、今日で落ち着くって！今日会えたら会いたいって言っとった！あ！Aちゃんにも紹介するで！」
「てかもう駅ついてるみたいだけど、このままAの家来てもらえば？」
「それでいい？」と確認を取ってくれる蘭の一言に過剰反応してドキっとする、まさかとは思うがあの時助けてくれたshuさんがと思うとそんな偶然あるのだろうか。
ピンポーン
「しゅーさんや！」
インターホンに驚いては、すぎるさんがドアを開けるよう駆け寄るととても見覚えのある一人の男性が私の家に入ってくる。
「え！？Aさん…！」
そこに立っていたのは、家を飛び出した時に助けてくれた彼が驚愕の表情を浮かべていた。すぎるさんと蘭は「知り合いだったん？」と声を挙げた。
「エ、なんで？もしかして引っ越してきたんですか？たまたま？」
「たまたまです…」
私は心の準備はできていたものの、彼は未だ驚く表情をしていたが少しずつ笑みに変わった。軽く事情を説明しては、「出張だなんて言ってすみません」と謝ると、彼は戸惑い「大丈夫です！」と優しく掛けてくれたのが前会った時と同じしゅうさんで、嬉しかった。
「というか、あれですね、待ち合わせとか楽じゃ無いですか」
彼が言っているのは今週末に一緒に食べに行くパスタ専門店の話であろう。「そうですね」なんて笑い返すと、そんな約束をしらない二人が「俺も行きたい」なんて言い始めて
「だめですよ、僕たちだけの約束…なんでね。」
彼が言うと、「きっしょいわー」なんて侮辱する二人がいて笑ってしまった。
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lllsaitoulll(プロフ) - かびさん» ありがとうございます！ペース遅めですがよけえば楽しんでいってください！ (2020年6月9日 1時) (
レス) id: 9c4d7f9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
かび - 楽しませて貰ってます！更新待ってまーす！ (2020年6月8日 12時) (レス) id: a6577ee058 (このIDを非表示/違反報告)
lllsaitoulll(プロフ) - キアンさん» コメントありがとうございます(^O^)がんばります！ (2020年6月6日 1時) (レス) id: 9c4d7f9ca9 (このIDを非表示/違反報告)
キアン(プロフ) - おわ〜展開が気になります！更新頑張ってください！ヾ(≧∀≦*)ﾉ〃 (2020年6月5日 7時) (レス) id: dc2584af8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斉藤 | 作成日時：2020年6月2日 1時
